Photoshopには、アクションというあらかじめ保存しておいたPhotoshopの動作を、瞬時に行うことが出来る機能があります。
アクションを使用すれば、同じ手順を繰り返す必要がなく、作業の効率が大幅にアップします。また、バッチ機能を併用すると、複数のファイルに同じ動作を適用することができます。どちらも作業効率を大きく上げることができる機能なので、覚えておくと便利です。
そこで今回は、Photoshopのアクションの使い方について紹介します。
Photoshopのアクションの使い方
Photoshopで編集したい画像を開きます。
アクションウインドウを表示させる
メニューバーのウィンドウを押し、アクションを選択してアクションのウィンドウを表示させます。CS6以前だと、アクションの表示がありません。
下の画像がアクションウィンドウです。自分が記録したアクションやデフォルトで登録されているアクションを、使用することができます。
アクションを適用する
アクションを適用したいレイヤーを選択したら、アクションウインドウの下部にある再生アイコンをクリックしてください。保存されているアクションが、自動で適用されます。
新規アクションを作成する
赤枠の上のアイコンを押して新規アクションを選択するか、下の新規アクションを作成するアイコンを押して新規アクションを作成します。
操作を記録する
アクション名やセットなどの設定を行って記録を押すと、操作の記録を始めます。
操作を記録している間は、赤枠の部分が赤い丸になります。記録を終了したい場合は、左側の四角を押してください。
実際に操作を行ってみました。明るさ・コントラストとトーンカーブの補正を画像に行ったので、アクションにも2つの操作が記録されました。
操作を編集する
アクションを選択した状態でゴミ箱ボタンを押すと、選択していたアクションが削除され、再び記録ボタンを押すと操作の記録が開始されます。
この操作を必要に応じて繰り返して、好みの一連の操作を作成します。あとは、使用したい場面で、使用したいアクションを選択して再生ボタンを押すだけで、登録したアクションを使用することができます。
まとめ
Photoshopのアクション機能について紹介しました。
アクション素材をダウンロードしておけば、自分で作成したアクションだけでなく、誰かがすでに記録したアクションを使用することもできます。下記記事で紹介しているので、確認してみると良いでしょう。