Wordの標準では、左上から右下の横書きが設定されています。しかし、学生や職業柄、文章を原稿用紙に記載する必要がある、という場合があります。
Wordでは原稿用紙設定ボタンが準備されているので、編集画面を容易に原稿用紙にすることができます。今回は原稿用紙設定の文書を作成する方法を紹介します。
Wordで原稿用紙設定の文書を作成する方法
「ページレイアウト」タブに「原稿用紙設定」がありますので、選択してください。
原稿用紙設定のウィンドウが立ち上がります。罫線のスタイルとして、「原稿用紙に設定しない」「マス目付」「下線付」「外枠付」が選択可能です。
今回は作文などで使用していたマス目付で文字数と行数は20 x 20、罫線の色はオレンジでA4の横書きに設定しました。
なお、文字数と行数の関係は20 × 20以外に20 × 10の設定ができ、また用紙サイズはA4、B4、B5の三種類となります。ヘッダーやフッターは日付や、作成者などを選ぶことができます。
「OK」を押すと、作文で使用するような原稿用紙がWordの編集画面に表示されます。
作文で使用指定原稿用紙は右上から左下に記載していきます。著作権フリーの小説を原稿用紙設定画面にペーストした例を示します。右上から左下にペーストでき、文字がマス目に埋まっているのがわかります。
まとめ
原稿用紙設定にするには「ページレイアウト」タブに「原稿用紙設定」を選択してください。罫線のスタイルとして、「原稿用紙に設定しない」「マス目付」「下線付」「外枠付」、文字数と行数の関係は20 × 20と20 × 10、用紙サイズはA4、B4、B5の三種類となります。