イラストレーターにはライブトレースという機能があります。ライブトレース機能を使うと、画像からパスでトレースを行い、ベクター画像を作成することができます。使い方を覚えると、色んなことに応用できて非常に便利です。今回は、そのライブトレースの使い方をご紹介します。
イラストレーターのライブトレースの使い方
イラストレーターを開いたら、新規ドキュメントを作成します。
メニューバーのファイルをクリックして配置を選択します。トレースしたい画像を配置してください。最初からトレースしたい画像を開いて、そちらで作業しても大丈夫です。
選択ツールを選択します。
配置した画像を選択した状態にしてください。
メニューバーのオブジェクトをクリックし、画像トレース→作成を選択します。
すると、このようなパスでトレースした画像が作成されます。
画像トレースのパネルから、トレースの設定を行うことができます。プリセットで幾つかトーレス方法が用意されているので、そこから選択しても良いです。
プリセットで写真高彩度を選択してみました。設定が自動でプリセットのものに変更されます。
トレース結果はこのようになりました。
画像トレースのパネルで、詳細タブをクリックすると、より詳細にトレース方法を指定することができます。
トレースを解除したい場合は、メニューバーのオブジェクトをクリックして、画像トレース→解除を選択します。また、拡張を選択すると、トレース結果でパスを作成することができます。