イラストレーターのクリッピングマスクの使い方

画像などの一部を指定したオブジェクトの形で切り抜いたように見せる機能をクリッッピングマスクと言います。実際に切り抜いているわけではないので、後から切り抜かれたように見えている範囲を調整できてとても便利です。今回は、Illustratorのクリッピングマスクの使い方をご紹介します。

イラストレーターのクリッピングマスクの使い方

Illustratorを開いて、新規ドキュメントを作成しました。今回は、このドキュメントに配置する画像を使い、クリッピングマスクをしてみたいと思います。

screenshot 1,398

メニューバーのファイルをクリックして配置を選択します。好きな画像を配置しました。

リスの画像の上に、スターツールで星型のオブジェクトを作成しました。

リスの画像と、星型のオブジェクト両方を選択した状態にします。

右クリックをすると、このようなメニューが表示されます。クリッピングマスクを作成を選択してください。

クリッピングマスクが作成され、星型のオブジェクトで写真が切り抜かれたような表示になりました。

最初にも書きましたが、切り抜かれているように表示されているだけで、実際には切り抜かれていないため、後から調整することが可能です。試しにやってみます。リスの画像だけを選択しました。

リスの画像の位置を移動させると、このように切り抜かれている部分を調整することができます。

クリッピンクマスクは後から調整できる便利なオブジェクトを作成することができます。大変便利なので覚えておきましょう。

クリッピングマスクの解除方法

ツールボックスから、選択ツールをクリックします。

画面上のクリッピングマスクを選択して、メニューバーの、オブジェクト→ クリッピングマスク→解除を選択します。

これで、クリッピングマスクが解除され、オブジェクトが元の状態に戻ります。


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