Illustratorにはアートボードという機能があります。アートボードは作業領域のことですが、1つのドキュメントの中に複数のアートボードを作成して作業することも可能です。
ページがあるようなファイルや少し変化のあるファイルを作る際に複数のドキュメントを作成する必要がなく、保存も一つのドキュメントで行うことができるためファイルが無駄に増えてしまうのを防ぐことができ、管理も便利です。
イラストレーターのアートボードの使い方
イラストレーターで新規ドキュメントを作成すると、作成される作業範囲がアートボードです。新規ドキュメントを作成してみましょう。この範囲で、アートボードの基本的な設定を行います。
アートボードは後からサイズを変更したり、数を増やしたりもできますが、新規ドキュメントの作成画面で最初から数を設定することもできます。右側のアイコンは、アートボードの並び方を指定するアイコンです。作成するファイルに合わせて作業しやすいものを選択しましょう。
今回は、アートボードの数を2に指定して新規ドキュメントを設定してみました。1つのドキュメントの中にアートボードが2つ作成されています。
ツールバーからアートボードツールを選択します。
アートボードツールでは、ドラッグするだけでアートボードのサイズを変更したり、新しいアートボードを作成することができます。
また、オプションバーでアートボードの様々なオプションを指定できます。作業しやすいようにカスタマイズしてみてください。
まとめ
基本的なアートボードの使い方は以上です。1つのドキュメントにそのまま保存したり、アートボードごとにそれぞれ保存することもできます。
その他、イラストレーターのアートボードの機能や使い方については、こちらの記事をご参照ください。