多くのウェブサイトやホームページには、ブログや画像などのコンテンツ以外に、ヘルプや問い合わせのページ、作成者(運営者)の情報が掲載されています。
作成者の情報としては、主に会社名や、住所、メールアドレスなどの連絡先情報があげられます。連絡先は<address>タグを用いたaddress要素を使用しますので、使い方を紹介していきます。
HTMLにおける<address>タグの使い方
連絡先は開始タグ<address>と終了タグ</address>からなるaddress要素で記述します。address要素は英語の直訳から住所(アドレス)を記すものと勘違いしますが、そうではなくて、連絡先を掲載するときに使用します。
書式としては、以下のように記載します。
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<address>連絡先</address> |
具体的な使い方はとしては、次の例を参照してください。
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<address> このサイトに関するお問合せは<br> UX MILK<br> ホームページ:http://uxmilk.jp/<br> </address> |
ここで<br>は改行を意味します。ブラウザには以下のように表示されます。
このサイトに関するお問い合わせは
UX MILK
ホームページ:http://uxmilk.jp/
Internet Explorerなどの一般的なブラウザでは<address>タグで囲まれた文字はイタリック体で表示される場合があります。また使用できる属性はグローバル属性として、
- accesskey
- class
- contenteditable
- dir
- hidden
- id
- lang
- spellcheck
- style
- tabindex
- title
- translate
イベントハンドラ属性として、以下のようなものがあります。
- onclick
- ondblclick
- onkeydown/onkeypress/onkeyup
- onmousedown/onmousemove/onmouseup
- onmouseout/onmouseover
まとめ
連絡先情報を記載するときに使う<address>タグを紹介しました。開始タグ<address>と終了タグ</address>からなるaddress要素で記述します。