普段、私たちがInternet Explorer やFireFox、Google Chromeなどのブラウザで見ているウェブページはHTMLで記述されています。それではHTMLとは何でしょう? HTMLとはHyper Text Markup Language(ハイパーテキストマークアップランゲージ)の頭文字を並べた略称で、ハイパーテキストとマークアップランゲージと分けて解説します。
ハイパーテキスト
ハイパーテキストは、いくつかのドキュメントを相互に参照しあう仕組みで、参照しあうことをハイパーリンクといいます。言葉で書くと重たい感じがしますが、いまではごく一般に使われているリンクと同じと思ってください。
この概念は1945年にバネバー・ブッシュが提唱し、1990年に入ってからインターネットでも使えるようになりました。
マークアップランゲージ
これは構造化するための文法上の約束を意味しています。もう少し具体的に言うと、タグと呼ばれる文字列を追加して、見出しや段落などを定義することで文書を構造化します。
文書を構造化することによってコンピュータが適切に分析することが可能になり、検索エンジンなどのインターネット上で有益な情報にすることができます。
まとめ
HTMLはリンクが可能なハイパーテキストと、構造化するための文法上の約束から成り立っています。HTMLを文法通り書くことによって、有益な情報となります。