HTML文書は、<html><head><body>の3種類のタグを使って構築します。今回は、HTML5における<body>タグの使い方をご紹介します。
HTML5における<body>タグの使い方
<html>タグは文書がHTMLということを表し、HTML文書の一番最初と一番最後に記述します。<head>タグは文書のタイトル等のヘッダ情報を記述します。そして、<body>タグは実際にブラウザに表示される、閲覧するユーザーに向けた文書自体を記述します。これら3つは1つでは成り立たないものなので、合わせて覚えておくと便利です。
<body>要素は、html要素内で1つしか使用することはできません。以下は、一般的なHTML文書の構造のサンプルコードです。<body>要素は、<html>要素内の、<head>要素より下に記述します。
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<html> <head> <title>タイトル</title> </head> <body> 本文 </body> </html> |
また、<body>タグでは、色に関する5つの属性を指定できますが、この方法は推奨されておらず、色の指定にはスタイルシートの利用が推奨されています。
どうしても使用する場合は、5つすべての色を指定します。1つだけの指定だと、ページを閲覧しているユーザーの設定がわからないため、見えづらい色で閲覧してしまうユーザーが出てきてしまうためです。
その場合は、このように指定しましょう。
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<body bgcolor="#ffffff" text="#000000" link="#0000ff" vlink="#ff00ff" alink="#ff0000"> |