<br>タグは、Break(改行)の略で、改行に使用されるものです。<br>タグを使用するだけで、文章を改行することができ、二文字で覚えやすく使い勝手も良いため、多用している人も多いのではないでしょうか。
簡単に使えてしまうタグなので、使い方を間違えたまま使用してしまっているかもしれません。今回は、HTML5における<br>タグの使い方をご紹介します。
HTML5における<br>タグの使い方
1 2 3 4 |
<p> UX MILKは、クリエイターのためのUXに関する記事を配信しているメディアです。<br> デザインやプログラミング関連など様々なカテゴリーがあります。 </p> |
使い方は簡単で、改行したい文章と文章の間に<br>をおくと改行されて反映します。
HTMLの場合は、<br>、XHTMLの場合は<br />を利用します。
これはなぜかというと、XHTMLは、決まりが厳しく、タグは必ず閉じる必要があります。ただ、<br>は始まりと終わりのタグで囲めないので、このような書き方をします。内容は変わりません。
改行に使用しますが、住所などのように、改行が文章中に意味のあるものである場合のみに使用します。文の長さを揃えたり、スタイリングの調整の目的で使用することは推奨されません。
<br>タグを使うときの注意点
スタイル調整のために<br>タグを使う
少し余白を開けたいから、段落を区切りたいからという時に<br>を多用している人がたまにいます。brタグはあくまで改行するためのタグです。もしデザイン的に余白を開けたい場合などは、CSSなどで調整しましょう。
スマホでの<br>タグの使用に注意
1 2 3 4 5 |
<p> 「UX MILKは、<br> UXに関する記事を配信しているメディアです。<br> デザインやプログラミング関連など様々なカテゴリーがあります。」 </p> |
「UX MILKは、
UXに関する記事を配信しているメディアです。
デザインやプログラミング関連など様々なカテゴリーがあります。」
上記のコードを見てください。ぱっと見た感じでは、おかしくないですが、下の文章自体をスマホで見ると、妙な改行になってしまいます。スマホで見るユーザーも多い時がありますので、その点注意しましょう。