<code>タグは、ソースコードなどをマークアップするもので、HTMLやXMLの要素名や属性名・プログラム・ファイル名などの、コンピューターが識別する文字列を記述します。今回は、HTML5における<code>タグの使い方を紹介します。
HTML5における<code>タグの使い方
<code>タグは、ソースコードなどをマークアップするものです。一般的なブラウザでは、等幅のフォントで表示されます。記述の仕方は以下の通りです。
1 |
<code>ソースコードなど</code> |
<code>タグは、文章の中でも使用することができます。
1 2 3 4 5 |
<p> 文章です。 <code>ソースコードなど</code> 文章です。 <p> |
<code>タグ内の改行などを、記述した通りに表示させたい場合は、<pre>タグを併用して、<pre>要素内に<code>タグを設置します。1つの単語など、特に改行やスペースを気にしないものの場合は、<pre>要素は必要なく、<code>要素のみで記述します。
1 2 3 4 5 |
<pre> <code> ソースコードなど。 </code> </pre> |
また<pre>要素はもともと、<code>要素でソースコードなどを記述するためにあるものではなく、整形済みのテキストをそのままの形で表示させるための要素です。
<code>以外にも便利に使えるので覚えておくと良いでしょう。例えば詩や、アスキーアートのような、改行やスペースが重要な役割を果たすものにも便利です。