レポートや論文を作成する際、きちんと行頭を揃えて書かなければいけませんが、毎回行を変えるたびに空白を1つ空けるのも面倒ですよね。
そんなときに使いたいのが段落開始時のインデントの設定機能です。設定することで、行を変えるごとに段落を下げて文を書き出すことができます。
今回は、Wordで段落開始時のインデントを設定する方法をご紹介します。
インデントとは
インデントとは、文章中で行頭などを揃えるために頭にスペースを挿入し、文章の先頭を右に下げることをいいます。論文などで引用を入れたいときなどに使うことがあります。
身近なものとしては、新しい段落を入れるときには文字を一文字ずつ下げてから書き始めますよね。これもインデントのひとつです。
段落のインデントを設定する
「ホーム」タブの「段落」の詳細設定ウインドウを開きます。
「インデント」の「最初の行」がデフォルトでは「なし」になっているので、そこを「字下げ」に変えます。
続いて、隣の「幅」のボックスからインデントの量を設定します。ここでいうインデントの量とは段落を下げたときに使われる空白の広さです。
大きすぎても不自然ですし、小さすぎても段落を下げたことがわからないので少しずつ調節しながら設定しましょう。
ここで設定しておくことで、段落を変えるごとに一文字下げた設定で書き始めることができるので、わざわざ操作する手間を省くことができます。
文章を書く上で、効率を上げることができる設定なのでぜひ参考にしてみてください。