<link>要素は、メタデータ・コンテンツの1つで、外部ファイルのリンクを指定する際に使用するものです。今回は、HTML5における<link>タグの使い方を紹介します。
HTML5における<link>タグの使い方
<link>タグは、外部ファイルのリンクを指定するときによく使われます。よく知られている使い方だと、外部スタイルシートを読み込んだりするものがあると思いますが、その他にも様々な使い方ができる便利なタグです。
<head>内に記述して使用し、終了タグはありません。また、複数使うことができます。
以下は外部スタイルシートを呼び出したい場合に使う<link>タグの使用例です。
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<head> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="CSSファイルのURL" > </head> |
まず、rel属性を利用して、リンク先のものが、このHTML文書にとってどのような関係なのかを指定します。この場合はスタイルシートなのでstylesheetと記述します。代替文書の時はalternateなど、場合によって値を変更してください。
type属性は、ファイルの種類を指定します。値はMIMEタイプで記述します。MIMEタイプは、データの種類を表すコードのことで、間違っていると使用することができません。
最後にhref属性で、ファイルのURLを指定します。これで、外部のファイルを正しく呼び出すことができます。