<math>要素を使うと、 XMLで記述された数式であるMathMLを文章中に埋め込むことができます。今回はHTML5における<math>タグの使い方について紹介します。
HTML5における<math>タグの使い方
MathMLはXMLの応用言語で、XMLで記述される数式のことです。HTML5やHTMLの文章内に複雑な数式を埋め込むことが出来ます。以下の記述を参考に<math>タグの使い方を確認してみてください。
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<math>〜</math> |
ただ、xmls属性は必須属性になりますので、必ず記述して使用します。そのため以下の形が、<math>要素を使用する場合の基本形です。
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<math xmlns="値"> </math> |
またdisplay属性を使用すると、数式の埋め込み方を指定できます。値はinlineとblockの2種類あり、デフォルトではinlineが適用されます。inlineを指定をしている場合、埋め込まれる数式は、行内のテキストとして埋め込まれます。逆にblock指定では、埋め込まれる数式が独立したブロックになります。
maxwidth属性を指定すると、数式が埋め込まれる際の最大の幅を指定することができます。特に指定しない場合は、現在表示されている範囲の最大の幅で表示されます。
またoverflow属性を使うと、埋め込んだ数式の折り返し設定なども指定することができます。属性を記述するだけで、XMLで記述した数式を自由な形に埋め込むことができるので、ぜひ利用してみてください。