Python は有名なプログラミン言語であるため、多くの入門書や専門書が発行されています。一方、初心者の方からすると、どの書籍が良いのか判断が難しいかもしれません。ここでは、初心者におすすめの入門書を紹介いたします。習熟度と学習目的に合わせて、ご覧ください。
なお、数年前までに発行された入門書や専門書にはPython 2 準拠となっている書籍も見られます。今後、新規に学習するならPython 3 の方が良いため、購入前に Python 3 に対応しているか確認しましょう。
確かな力が身につくPython「超」入門
初心者向けのPython入門書として有名な「確かな力が身につくPython「超」入門」です。全くのプログラミング初心者を対象として書かれているため、プログラミング未経験者の方でも問題なく読めます。特に変数や関数など、全くの初心者にはわかり難い所からしっかり解説されているので安心です。もちろん初心者にはハードルの高い、オブジェクト指向の概要についてもわかり易く解説されています。一方、他のプログラミング言語を一通り学習したことのある方からは、物足りない印象を受けるかもしれません。しかし、「プログラミングがよくわからない」という方なら1冊目に最適でしょう。もちろんPython 3 に対応しています。
みんなのPython
こちらもPythonの入門書として有名で、通称「みんPy」とも呼ばれています。内容は入門書としては少し難し目であるので、他のプログラミング言語を一通り理解している人向けとも言えます。tkinter を用いた GUI プログラミングまでサポートしています。また、現行の第3版はPython 3 にも完全に対応しているため、今後も安心です。各項目ごとに細かく章立てされており、リファレンスとしても非常に優秀な本です
入門 Python3
コンピュータ関連書籍で有名なオライリー社の Python 入門書です。こちらも入門と付いているものの、内容は他言語を一通り理解している人向けと言えます。しかしオライリ―社の他の書籍と同様、内容は基本事項から応用までを網羅しているため、さらなる上級者を目指すにも1冊常備しておきたい書籍です。また、こちらもPython 3 に対応しています。