<param>タグは、<object>要素を使用して、プラグインが必要な外部コンテンツをHTML内に埋め込む際に、プラグインに対して必要なパラメータを埋め込むときに使用する要素です。今回は、HTML5における<param>タグの使い方についてご紹介します。
HTML5における<param>タグの使い方
<object>要素は、様々な外部コンテンツをHTML文書内に埋め込むことができる要素です。画像や音声、動画などを再生する際にプラグインが必要なコンテンツがある場合は、さらにプラグインに対してパラメータを入力する必要があります。それらを埋め込むために<param>要素を使用します。<param>要素は、<object>要素の子要素です。
基本的な記述の仕方は以下の通りです。
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<object data="外部コンテンツのURL" type="MIMEタイプ"> <param> </object> |
<param> 要素では、name属性でパラメータ名を指定して、value属性で、パラメータの値を指定するという使い方をします。以下がサンプルコードです。
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<param name="src" value="URL"> |
上記のコードは、name属性でURLを指定するためのパラメータ名を指定しており、value属性で実際のURLを指定している状態です。プラグインで入れた動画や音声の再生方法や、コントローラーについても指定を行うことができます。