産前産後休暇(産休)は正社員や派遣、パート、アルバイトなど雇用の状態に関わらず取得することのできる権利と定められており、働く女性であれば誰でも認められます。
しかし、産休の3か月余の期間やその後育児休暇(育休)に入り、長期休暇となる場合もありますので、職場や取引関係との良好な関係を維持し、スムーズな復帰のためにも職場内外へ挨拶は重要です。
産休挨拶メールの要点
産休の一か月前くらいに出せれば良いですが、遅くとも一週間前までには送りたいものです。挨拶メールの内容は、「何月何日から産休に入る」「何月何日から復職する」「育休の予定」など休暇のスケジュール、「誰が仕事を引き継ぐか」「誰に連絡するか」など社内の対応が主な要点です。
これまでの交誼についての感謝の気持ちを表すことも忘れずに書きましょう。
メール文例
件名:産休のご挨拶
株式会社XXXX YYYY様
いつも大変お世話になっております。
MMM株式会社、NNNNでございます。
私事で恐縮ですが、○月○日より産休をいただくことになりました。
私が不在の間,ZZZZが業務を担当(代行)し、必要とされるあらゆるサポートを行います。なお、ZZZZへのご連絡はこちらまでお願い致します。
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ZZZZ 所属部署
メール:
TEL:
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休暇中は、皆さまにご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。復帰後はまた一緒にお仕事をさせていただければと思います。
本来であれば直接お伺いして、ご挨拶申し上げるべきところですが、メールにてご挨拶させていただく失礼をお許しください。
末筆ながら皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
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株式会社MMM
名前:NNNN
住所:〒□□□-□□□□
都道府県区市町村丁目番地
TEL: FAX:
URL:
Mail:
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まとめ
相手との間柄にもよりますが、メールのみで済ませずに後任の担当者と一緒に直接挨拶に行くことが業務の継続や復職後の関係にも望ましいと思われます。
文例では出産および復帰の予定日を明記しておりませんが、出産予定日は個人的に親しい人以外には必要ありませんし、復職予定は産後の状況や育休などの関係で未定の場合がありますので、記載せずとも構いません。ビジネスライクかつ感謝の気持ちを込めた挨拶にしましょう。