制作や仕事で、長時間PC画面を見続けなければならないデスクワーカーにとって、眼精疲労は常につきまとう問題です。最近ではブルーライトをカットするメガネなど人気ですが、そもそも画面の眩しい白い部分をカットできれば、快適なデスクワークライフがおくれるのではないでしょうか。
FacebookやGoogleの画面色を反転させるDarkness
Darkness: Beautiful Dark ThemesというGoogle Chromeの拡張機能ではFacebookやGoogleなど、利用頻度の高いサービスのカラーテーマを変更できます。
対応しているサービスはFacebook、Google、YouTube、Gmail(うち後者2つは有料)とまだごくわずかですが、大規模サイトのスタイルを完璧にオーバーライドしていると考えると、ライナップが少ないのも仕方ないのかもしれません。これから対応サイトは増やしていくそうです。
対応しているサービスがどう変わるのか、見てみましょう。
4つのカラーテーマのうち、デフォルトで使用できるのは「Iceberg」というテーマです。リンクも暗めな水色で名前どおり、涼しげな印象です。
取り扱っているサービスの中で一番余白が大きいGoogleですが、大幅に光量がなくなって落ち着いた印象となります。
Gmail(有料)
Gmailはテーマを自由に変更できるので、Darknessのようなサービスは必要ようにも思えますが、実は上記のリスト表示は暗くできても、メール本文のページは全て白くなるようになっています。Darknessでは一貫して暗く表示されるのでびっくりすることもなさそうです。
YouTube(有料)
YouTubeのような動画サービスでは暗いほうが映像が映えるという利点もあります。HuluやNetflix、Amazon Primeなども全てUIは黒ベースですし、少し趣旨はずれますが、よりシアター感を出すことができそうです。
4つのカラーテーマ
DarknessをChromeにインストールすると右上に丸い月のアイコンが現れ、クリックすると以下の様なメニューでカラーテーマをすぐに切り替えられます。
用意されているカラーテーマは以下の4つです。
・No Theme(テーマ無し)
・Iceberg(アイスバーグ)
・Tomorrow(トゥモロー)
・Material Design(マテリアルデザイン)
上述の通り、デフォルトは「Iceberg」で、他の2テーマに関しては有料版($4.99)で使用可能です。
まとめ
クリエイターの扱うアプリケーションなどでも暗いUIを採用しているものは多く、Adobe Creative Cloud系のデザインツールや、Sublime TextやAtomなどのテキストエディタ、ターミナル系のアプリなどは全てデフォルトが暗いグレーまたは黒ベースとなっていますし、好んでこういったテーマにしたい方もいるのではないでしょうか。
Darknessはまだ対応サービスも少なく、遷移先が真っ白だと逆に視覚的に眩しいことが多いですが(例えば当サイトに飛んだ際など…)、切り替えも簡単ですし、FacebookやGoogleなどを長時間使うような方にはおすすめです。