PagesとWordの互換性について

文書作成ソフトとして、PagesとWordはよく使われています。しかし、誰かに送るときや自分が受け取ったときに変換がうまくいっていないときがあります。今回はPagesとMicrosoft Wordの互換性について見ていきます。

WordとPagesの互換性

テキスト中心の文書の互換性(WordからPages)

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向かって左がWord。右がWordのファイルを読み込んだPagesです。見て分かるのはフォントが入れ替わっていることです。Mac上での作業なのですが、それでもフォントは異なっています。それに伴って、改行位置も違います。ただ、全体として大きな変化はありません。

テキスト中心の文書の互換性(PagesからWord)

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向かって右がPages。それを書き出したものを開いたWordが左です。タイトルの赤い英語の部分が画像の下に移動してしまっています。先ほど同様、フォントの置き換え、改行位置の変更もあります。

段組などの拡張文書の互換性(WordからPages)

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こちらも左がWord、右がPagesです。サイドバーを見てもらうと、全く違った位置になっています。段組などを行った文書は、かなり手直しが必要になりそうです。他にもフォントの置き換えが起こり、改行位置が変化しています。

段組などの拡張文書の互換性(PagesからWord)

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画像が中心で、段組も枠で区別されていたためか、大きな変化はありません。同様にフォントの置き換えが発生しています。

まとめ

今回は、実際にWordとPagesで読み込みを行って比較しました。全てに共通だったのは、フォントの置き換えが発生し、改行位置も変化していることです。テキスト中心の文書であれば、変更点はわずかでした。段組や枠組みを使った場合は、うまくいく場合とそうでない場合があるようです。また、Wordの縦書き文書はPagesでは認識できず、横書きになってしまうので注意しましょう。これらを参考に、ぜひWordとPagesを使い分けてみてください。


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