あなたはメールアドレスを考えるときにどのように決めていますか?仕事用・プライベート用で複数のアドレスを持っている方も多いかと思いますが、それぞれのシチュエーションで注意すべきポイントは異なります。以下、詳しくご説明します。
メールアドレスで使える文字・記号
メールアドレスで使える記号はメールサービスによっても異なりますが、ハイフン(-)やアンダーバー(_)・ピリオド(.)は使用可能であると考えて良いでしょう。しかしピリオドは...のように連続させて使用することはできません。
$・!・?・*・%等の記号がメールアドレスとして使えるメールサービスもあります。しかし、上記以外の記号を使用したメールアドレスの送受信を禁止しているプロバイダもあるので注意してください。
ビジネスで使う場合
ビジネスメールで最も大切な事は仕事の担当者に間違いなく届くということです。仕事用のメールアドレスは【本人の名前@会社名(または屋号など】という形式が一般的です。
ローカルパート(@より左の部分)の決め方
ビジネス用メールのアドレスは意味の無い文字や数字の羅列などにすると誰に送っているのか分かりにくいです。なので、メールアドレスの打ち間違いからメールが届かないというトラブルを引き起こす可能性があるので好ましくありません。また記号や飾り文字を多用した奇抜なアドレスや反社会的で良識が無いと思われるようなアドレスも避けるようにしましょう。
ドメインパート(@より右の部分)の決め方
フリーメールを使用するのであれば広告が入らないGmailがおすすめです。PCからでも携帯からでもメールの内容をチェックすることができ、検索やメール振り分けなどの機能も充実しています。またカレンダー機能と連携させることもできるのでメールをチェックしながらスケジュールを組むのに便利ですね。
一方、ビジネスシーンでフリーメールは信用性に乏しいと考える人もいます。そんな時は維持費はかかりますが独自ドメインを取得する方法があります。ドメインは下記の様なドメイン取得業者で取得できます。
ちなみに.で区切られた一番最後の部分をトップレベルドメインと呼ぶのですが、トップレベルドメインは用途によって次の様な違いがあります。
.com → 商業組織
.net → ネットワーク
.info → 制限なし
.jp → 国名(日本)
.co.jp → 株式会社や有限会社等、国内で登記された企業
またGmailを仕事でも使用したいけれどフリーメールの印象について気になるという方はgoogle apps for Workというサービスもおすすめです。これはメールアドレスを【XXX@会社名.com】という風に独自ドメインに変更することができるのです。
プライベートで使う場合
プライベートのメールならビジネス用よりも比較的自由度が高いと言えます。好きなアーティストやスポーツ選手・有名人・座右の銘・キャラクターなどを使っている人も多いですよね。しかしそのまま使おうとすると他の誰かに使われてしまっている場合が多いので、何らかの数字を追加することが必要になるでしょう。foreverやi-loveなどの言葉を追加しても良いですね。
メールアドレスを華やかにしてインパクトを持たせるためい顔文字や飾り文字を用いることもできます。.u_u. -_- X_X など、メールアドレスに使用できる記号を使用して個性的な顔文字を取り入れると楽しいですよ。
また次の様に英数字を組み合わせて飾り文字にするパターンもあります。
・c5(りんご)
・s2(ハート)
・o7(音符)等
ぱっと見ただけでは分からないところが暗号のようで面白いですね。
注意点
o904157XXXXなど、先頭の文字をアルファベットのオーにして電話番号をそのままメールアドレスにすることは個人情報漏えいの観点からおすすめできません。
また、元カレ・元カノの名前をうっかりメールアドレスに組み込んでしまって現在の恋人と揉めてしまうこともあるようです。プライベートとはいえメールアドレスは頻繁に変えるものでもないのでやはり先々のことを考えて決めた方が良いですね。
まとめ
複数のメールを使い分けるにあたり、ビジネスでは本人と分かりやすく他の人と間違われない無難なものを、プライベートでは個性を出して印象に残るようなものを使用すると良いでしょう。メールアドレス1つで印象が変わってしまうこともあるので、特にビジネスでは慎重に決めるようにしたいですね。