サイトや広告などで人の興味を引くビジュアルとはどのようなものでしょうか? Facebookのデザインマネージャー、Caitlin Winner氏が提案する、目を引く画像や写真を作るための10の法則をご紹介します。
1.三分割法を用いる
最も注目させたい部分を中心から避けると、画像はより目を引きます。
私たちは注目させたい部分を無意識的に中心に置きたがりますが、そうしない方が目を引きます。ただ、人の顔だけは例外です。顔はフレーム内のどの部分にあっても目を引くもので、大きければ大きいほど効果的です。
2.縮尺に対比を持たせる
すべてが小さい、あるいは大きいよりも、小さいものと大きいものの対比の方が目を引きます。
3.背景を引き立たせるために前方に物を入れる
上記と同様に、遠くの景色に注目させたい場合は敢えて前方に物を入れると対比ができます。
4.光を照らす
結局のところ、人が目にしやすいのは光や照らされているもので、特に光源はそれだけで注目されます。
5.様々なパターンを使う
画像内に異なるマークやパターンを使った方が、よりユーザーは見るべきものが増えます。
6.奇数にする
4より3の方が好ましく、6よりも5の方が好ましいです。どういうわけか、偶数のグルーピングよりも奇数の物のほうが目を引きます。
7.端に気を配る
画面やキャンバスやフレームの端と、メインとなる要素の関係性に気を付けましょう。風水的には少し行き苦しそうなくらいがちょうどいいです。
8.ゾクゾクする配色を探す
補色関係にある色(色相環において真反対に位置する色)の組み合わせはゾクゾクします。
同じ色でも、暖色寄りのものと寒色寄りのものの組み合わせもいいかもしれません。
9.気持ちや想いから始める
自分を興奮させる要素を対してもっと気を配りましょう。それはその形でしょうか? 色の組み合わせでしょうか? 光が照らされて影が生じているさまでしょうか? 自分が面白いと思った通りにビジュアルを作れば、きっとほかの人も面白いと思ってくれるはずです。
10.逆さまにしてみる
最後の確認として、ビジュアルを天地逆さまにしてみてください。逆さまにしても目を引くようであれば、正しい位置でも目を引くでしょう。