RSSとは?基本の仕組みと便利な使い方

インターネットを使っていると、お気に入りのブログや仕事でチェックしなければならないサイトが増えてきてブックマークが溜まってきているということはないでしょうか。Webサイトが更新されているかチェックするだけで大変という場合はRSSを活用することをおすすめします。今回はRSSの仕組みや便利な機能についてご説明します。

RSSとは?

RSSは『Rich Site Summary(リッチ・サイト・サマリー)』の略でWebサイトの見出しや要約・更新情報などを記述するXMLベースのフォーマットです。RSSを使うと必要な情報を効率的に収集することができ、主にサイトやブログの更新情報を公開するために使用されています。

例えば複数のお気に入りのブログがあったとして、更新されたブログだけを見たいという場合はRSSの情報を取得すれば一つ一つのサイトを巡らなくても更新情報が取得できます。

RSSの基本的な仕組み

RSSを使用するには情報を取得したいサイトがRSSフィードを配信していることが前提となります。RSSフィードにはWebサイトの情報を配信する役割があります。サイトに「RSS」「XML」「アンテナの画像」などのアイコンが設置されていればRSSフィードが配信している情報をRSSリーダーで読むことができるのです。ブログであればユーザーがほとんど意識することなく導入されているので、自分のサイトにどのようなアイコンが表示されているか確認してみましょう。

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RSSリーダーはWebサイト上に新しい情報が追加されたときに「タイトル」や「ページ概要」などを表示します。また、RSSリーダーには複数のWebサイトを登録することができ、新着情報を任意の並び順にしたり既読をつけたりすることもできます。

RSSの基本的な使い方

それではRSSの使い方について、Feedlyを例にしてご説明します。Feedlyは、PCはもちろんスマホやタブレットでも使用する事ができる人気のサービスです。まず、Feedlyの登録にはGoogleまたはFacebook・Twitter・Windows等のアカウントが必要です。

まずFeedlyのサイトにアクセスしたら緑色の「GET STARTED FOR FREE」ボタンをクリックしましょう。そして検索窓より登録したいサイト名やURLを入力し、検出されたサイトをクリックするとRSSが読み込まれます。そこから+FeedlyボタンをクリックするとサイトがRSSリーダーに登録されます。

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ちなみに、RSSフィードは購読するという言い方が一般的になっていますが実際に料金が発生しているわけではないので安心ください。

他にもWebサービスとして様々なRSSリーダーが存在します。IE7などのブラウザに組み込まれているタイプやメールソフトでメールを受信するような感覚で更新情報が取得できるタイプ、パソコンにインストールしてデスクトップにアクセサリとして設定できるタイプなど、ほとんど無料で使用することができるので使い勝手の良いものを探してみましょう。

RSSの活用方法

せっかくRSSリーダーにたくさんWebサイトを登録しても更新情報が溢れて使いづらくなってしまっては本末転倒です。よりストレス無く作業を行うためにもRSSの機能に着目して活用するようにしましょう。

RSSはブックマークと同じようにカテゴリ分けを行うことができます。「音楽」「ニュース」「スポーツ」という風にジャンルで分類するのが一般的ですが、サイトを閲覧する頻度によって分類するという方法もあります。毎日チェックしたい情報から週一回、月一回見れば良い情報と絞っていき、最終的にほとんど見なくなったサイトを整理するのに便利な方法です。

また、RSSで更新情報を得ても全部見る必要があるとは限りませんよね。見たい情報を全て見終わったら全部既読にしてしまう機能によりRSSリーダーの画面をクリアにして見やすくすることができます。
さらに、時間が無いからささっと目を通したものの後で読み返したいというものをマークする機能を使用すると、情報の取りこぼしを防ぐことができます。

まとめ

仕事などで特定のWebサイトを1日に何十件も巡回するような場合、RSSを使えば一つ一つブックマークを辿りチェックしたのに更新されていなかったというような無駄な手間を省くことができますね。仕事でもプライベートでもRSSを活用してより快適にネットサーフィンを楽しみましょう。


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