画像をアップロードする際にPNG形式が非対応だったり、可逆圧縮形式で保存しておきたい時などPNGとJPEG形式を変換する機会はよくあります。この記事では、PNG・JPEG形式の画像を新たにソフトをインストールすることなく、簡単に変換できる方法をご紹介しています。
PNG・JPEG形式を相互変換できるWebサービス
Free Online Image Converter - IMVERTER v0.7
まずは、「ファイル選択」から変換したいファイルを選択します。複数のファイルをまとめて変換したい場合は、zip形式でファイルをいったんまとめてから、アップロードしてください。※ファイルサイズは最大約20MBまでです。
次に、Select Output Formatで変換する形式を選択します。IMVERTERはPNG形式やJPG形式以外にも、たくさんのファイル形式に対応しています。
また、Add Image Editingをクリックするとオプションを設定することができます。
オプションでは、画像サイズの変更と、回転、著作権表示のためなどのテキストの追加、枠の追加、白黒効果を与えることができます。
変換の準備ができたら、「Convert」をクリックすると下記ページに遷移します。
Imverter_resultで始まるzipファイルをクリックすると、変換したファイルをzip形式でまとめてダウンロードすることができます。
また、Datailsをクリックすると、変換後のファイルのプレビューを見ることができ、複数ファイルをアップロードした場合は、一つずつファイルをダウンロードすることができます。
※透過PNG画像の透明部分はJPEG形式の画像になると黒色になります。
ペイントソフトを使用して変換(Windowsのみ)
Windows限定の方法になりますが、デフォルトでインストールされている、ペイントを使用して変換することもできます。
PNG形式の画像をJPEG形式に変換する場合
ペイントを起動し、変換したいファイルを開きます。
ファイルを開いたら、ファイルタブを選択し、「名前を付けて保存」をクリックします。今回はPNG形式の画像をJPEG形式に変換したいため、「JPEG画像」を選択します。
保存場所を指定し「保存」をクリックすると、下記ウィンドウが表示されるので、「OK」をクリックして完了です。
※JPEG形式は、ファイル形式上透過色に対応していません。PNG形式で透過されていた箇所は白色として出力されます。
JPEG形式をPNG形式に変換する場合
PNG形式を変換する方法と同様です。変換したいJPEG形式の画像を開き、名前を付けて保存でPNG形式を選択して保存してください。
プレビュー.appもしくは、Folder Action機能を使用して変換(Macのみ)
どちらもMacのデフォルト機能で、簡単に変換することができます。筆者のPC環境がWindowsのため、キャプチャ等は準備できませんが、参考サイトを紹介しておきます。
【JPEG⇔PNG】Macのプレビューでファイルの拡張子の一括変換が簡単にできる - 技術を磨くだいぱんまん
Macでアプリを使わずpngを一気にjpgに変換する方法 | Crunchlog
おまけ:JPEG形式の画像を透過PNG画像に変換したい場合
上記でご紹介した方法は単純に形式を変換する方法のため、JPEG形式から変換したPNG画像を透過することができません。
変換した画像の透過したい場所が1色で、その色が透過したくない場所に指定されていないシンプルな画像であれば、WEBブラウザ上で簡単に透過PNG画像を作成できるツール - PEKO STEPやGIF,PNG,JPEG,BMP透過ツール - 画像背景の透明化などを使って透過処理を行うことができます。
しかし、複雑な画像の場合はPhotoshop・GIMPなどの、細かに選択範囲を調整できる画像処理ソフトで編集して透過処理を行うのが便利でしょう。