プレゼンテーションツールとして「Keynote」と「PowerPoint」は、様々な場面で使われています。今回はその違いについて紹介します。
直感的な操作
全体的に操作がシンプルで直感的なのは、Keynoteです。Appleらしい、綺麗で直感的なインターフィースで操作がしやすいです。特にMacのトラックパッドやiPadなどでのスワイプなどでの操作感は特筆すべきところがあります。
機能の豊富さ
PowerPointは、Keynoteに比べても豊富な機能が含まれています。特に図形の作成機能は、かなり多くの種類が用意されており、Keynoteよりも優れています。
また、PowerPointのSmartArt機能は、リスト、プロセス図、組織図、関係図などのテンプレートが用意されており、複雑な図形を簡単に作成できます。Keynoteに比べると手軽に使える分、大変便利です。
アニメーションの洗練さ
魅力的なプレゼンテーションを行う意味で、洗練されたアニメーションはKeynoteの一番の魅力です。美しいアニメーションで、スライドが切り替わっていく様子は、プレゼンを見る側にとっても強い印象が残ります。
ビジネス用途でのユーザーの多さ
ビジネス用途でのWindowsパソコンの普及率に相まって、PowerPointを使うユーザーが圧倒的に多いです。ファイルのやり取りや共同作業では、PowerPointのデータ形式の方が、相手とのやりとりはスムーズです。
Keynoteには、PowerPointのデータを読み込んだり、エクスポート機能があるので、PowerPoint形式にデータを出力することが可能です。ただし、完全な互換性が保たれておらず、文字ズレやレイアウトが崩れてしまいますので、両方のソフト間でのファイルのやり取りには注意しましょう。
まとめ
今回は、KeynoteとPowerPointの両方のソフトの主な違いを紹介しました。まとめると以下のようになります。
- 美しいプレゼンスライド ➡ Keynote
- プレゼン資料・企画書 ➡ PowerPoint
同じプレゼンツールとはいえ、性質の異なるソフトということがわかりますが、どちらも魅力的なツールなので、活用するシーンで使い分けてみてはいかがでしょうか。