Appleのプレゼンツール「Keynote」では、テキストの縦書きの機能はありません。しかし、レイアウトを工夫することによって縦書きは可能です。今回は、Keynoteでテキストを縦書きにする方法を紹介します。
テキストボックスを縮める
まずは、簡単な方法です。
1. テキストボックスに文字を入力する
通常通りに横書きで、テキストボックスに文字を入力します。
2. テキストボックスの端のポイントをマウスでつかんで、テキストボックスの幅を縮めていく
縦書きの表示になります。ただし、これだと括弧やのばす「ー」の部分がおかしくなるのが難点です。
括弧などを縦書き表示する裏技
そこで、少し手の込んだ方法ですが、括弧などの一部の文字を縦書きにする方法を説明します。
1. 括弧の部分をスペースにして入力して、テキストボックスの幅を縮める
2. 括弧を別のテキストボックスに入力する
括弧で囲むスペースを入力しておきます。
3.括弧を入力したテキストボックスの端をマウスで掴んで、⌘(コマンド)キーを押しながら、90°回転させる
4. 回転させた括弧のテキストボックスを重ねて、位置を調整する
まとめ
元々、縦書き機能がないKeynoteなので、少々無理矢理ですが、このような手順で縦書き表示をすることができます。ただし、文字の編集を行うと、ズレが生じますので、注意が必要になります。Keynoteでも工夫をすることで、縦書き表示ができますので、皆さんも試してみてください。