ロゴデザインはプロダクトやサービスのアイデンティティともなる大事なデザイン要素です。
一度制作すると様々なものに繰り返し利用されることが多く、載せる媒体によってサイズや色の制限などが発生し、シンプルに見えるものでも作るとなると難易度は高いものです。
そんな製作者の頭を悩ませる機会の多いロゴデザインですが、制作するにしろ、誰かに制作してもらうにしろ、たくさんのロゴを見るところから始めると良いでしょう。今回はロゴデザインの参考になるサイトを厳選してご紹介します。
ロゴデザインの参考になるサイトまとめ
Logaster [PR]
Logasterはロゴを自動で作成してくれるWebサービスです。サインインして、任意の文字列と条件を入力するだけでたくさんのロゴを瞬時に作成してくれます(スモールサイズなら無料で利用可能です)。
また、他のユーザーによって作成されたロゴもギャラリーとして閲覧することができるのですが、各個のページではロゴに則したブランドセット画像も自動生成されます。
名刺や書類、ファビコンなどでどうロゴを使い分ければ良いのかまで見せてくれるので、非常に参考になります。
ピンボード風の写真共有SNSであるPinterestもデザインのインスピレーションにあふれています。「logo」「typography」「branding」などの関連ワードで検索すると、個人・商用のものがたくさん出てきます。大手広告代理店が手がけているようなクリエイティブもクリップされているので、少しひねった日本語のロゴなどはここで探しても良いかもしれません。
Dribbble
Dribbbleはデザイナー向けのポートフォリオサイトですが、招待制なので、他のポートフォリオサイトに比べてより高いクオリティのものや、企業なども投稿しています。
「logo」「branding」などで検索するとたくさん出てくるのでおすすめです。上記は「branding」と検索した結果ですが、Instagramのロゴ製作者の方やGoogleのデザインチームが投稿したものもあり、英語ではありますが制作に関してのコメントも読むことができます。
GLaim
ゲームのロゴをまとめたギャラリーサイトです。キーワード検索の他に、ゲームのジャンルや、色、発売年代や発売元の会社などで検索することができます。年代ごとや、様々なカテゴリーごとにロゴを閲覧することができます。
logo stock
様々なジャンルのロゴが閲覧できる日本のサイトです。企業や会社、ファッションなどのブランド、クリニックや診療所などのロゴのカテゴリーからロゴを閲覧することができますし、色などでも検索ができます。ロゴに対してコメントなどもついており、参考になります。
logopond
logopondはロゴのポートフォリオサイトで、たくさんのデザイナーの作品が掲載されています。上部の茶色いカテゴリーバーで、「クライアントワーク」「製作中(WIP)」「未使用」「学生作品」「趣味」でソートできます。
Logospire
なんとなくロゴを眺めていたい人向けのギャラリーサイトです。ロゴを並び替えたり整理する機能はありませんが、ロゴのバラエティはゆたかで、オートでスクロールされるため、様々なデザインのものをテンポよく次々と見ることができます。
LOGOED
企業のプロダクト、アプリやサービスのロゴを紹介しているサイトです。ブランディングがテーマとなっているので、ロゴテキストのみならず、ロゴビジュアルやアイコンなども掲載してあります。
Doodle
普段Googleを利用していない人は知らないかもしれませんが、Googleのトップページのロゴは日によって変わることがあります。
世界の様々な記念日や出来事などにちなんだユニークなロゴに変わるのですが、そのロゴの履歴を閲覧できるサイトです。同じGoogleという単語に対して、とても様々な種類のロゴが閲覧することができるので、きっとアイデアの刺激になるでしょう。
あの企業のロゴの秘密いろいろ(かちびと.netより)
Amazonや31アイスクリームなど、有名な企業のロゴのコンセプトや成り立ちなどが10種類紹介されています。自分のロゴの今までの考え方にはない新たな切り口でロゴを作成することができるかもしれません。
Great Stories Behind Popular Logo Evolutions(Naldz Graphicsより)
スターバックスや、コカコーラなどの有名企業のロゴの昔からの変化が見ることができるサイトです。英語ですが、年代が書かれているので、わかりやすく見ることができます。今考えているロゴも少し変化させることで全然印象が変わると思うので、差分の提出が必要なときなどにも参考になるかもしれません。
・・・
ロゴは行き詰まってしまうと考えるのが大変だと思いますが、いろいろなサイトやロゴを参考にすることで、今までとは違った考え方やアイデアが見つかるかもしれません。