これからインターネットに広告を出そうと考えている、すでにインターネットに広告を出したけれど、どのくらいの効果が出ているのかいまいち分からない、という人が知っておくと便利な言葉のひとつが「CTR」です。
今回はこのCTRについて簡単にまとめてみたので、参考にしてみてください。
CTR(Click Through Rate)とは
CTR(Click Through Rate:クリック スルー レート)とは、インターネット広告の効果を計る指針の1つです。
簡単にいうとクリック率のことで、広告が表示された際、実際にその広告がクリックされた割合を表します。広告を見たユーザーの中でも、どのくらいのユーザーが実際に興味をもったか、計ることが出来ます。
CTRの算出方法
CTRの計算式は以下の通りです。
広告のクリック数 ÷ 広告のインプレッション数(表示回数)
例えば、広告のインプレション数が100,000回のうち、1,500回クリックされたとすると、CTRは1.5%になります。
1,500 ÷ 100,000 = 0.015
CTRの見方
CTRの数値が高い広告は、費用対効果の高い広告と言えます。(※ただし、PPC広告の様にクリックインセンティブ型の広告は除きます。)
(例 各100,000円の広告費をかけて2つの媒体に広告を配信した場合)
A:100,000回表示されたうち、1,500回のクリックがあった。
B:200,000回表示されたうち、6,500回のクリックがあった。
上記の例でいうと、Aの媒体ではCTRは0.015なので1.5%ですがBは0.0325なので3.25%です。つまり、Bの媒体に出した広告の方が、倍以上の効果があったことが分かります。
まとめ
CTRは、広告商品・サービスとマッチした対象者にいかに見てもらえるかがカギとなります。また、その広告内容にも大きく左右されます。
一昔前はバナー広告がめずらしく、クリックされる確率も高かったのですが、今やバナー広告やメール広告も当たり前になりました。
配信予定の媒体が、多くの目に触れることのある媒体なのか、興味をもってもらえる広告内容か、しっかりと練って広告を出すと良いでしょう。