HTTPステータスコードというと、HTTP404などのエラーページを思い浮かべる人も多いと思いますが、HTTPステータスコードには、200番台や300番台などのステータスコードもあります。
その中でもHTTP200番台は、エラーの意味を持たないステータスコードです。そこで今回は、HTTP200とHTTP200番台の意味について説明します。
HTTP200の意味
HTTP200は「OK」を表すステータスコードで、リクエストが受理されたことを表します。Webページが正常に開いている時はこのコードが返ってきます。
Webページが正常に表示されたこと以外にも、違う意味でHTTP200を返す場合があります。それはHTTPのメソッドにより意味が異なることに起因しており、たとえばメソッドがPOSTで、クライアントがフォームからデータを送る時に、正常に送信された場合などにも、HTTP200のコードが返されます。
200番台のコード
200番台は、どれもリクエストが成功したことを表すものですが、HTTP200以外のコードを紹介します。
201 Created
リクエストが成功し、新しいリソースが作成された場合のコードです。POSTかPOTメソッドが成功した時に表示されます。
205 Reset Content
DELETE メソッドが成功した場合に返されるコードです。リクエスト完了後に表示されます。
206 Partial Content
部分的にリクエストが実行されたことを表すコードです。GETリクエストに対してRangeリクエストを送信した場合に表示されます。
まとめ
基本的に、ここに表したコードはリクエストの成功を表すものであり、ページ上に表示されるものではありません。特にHTTP200以外のコードについては、あまり見かけるものではありませんが、頭の片隅に置いておくとよいでしょう。