HTTPステータスコードにおいて400番、500番台はエラーを表しており、その中でも400番台はクライアント側のサーバーなどに原因がある場合に起こるエラーです。
今回はその中の1つであるHTTP400について、原因と対処法をそれぞれ説明します。
HTTP400の意味
HTTP400はエラーコードの一種で、「不正なリクエスト」を表すコードです。これは、ウイルスなどのプログラムや、違法性のあるアクセスが原因という訳ではありません。ページにアクセスする、クライアントのブラウザに問題があることで起きるエラーです。
HTTP400の原因
HTTP400の原因としてあげられるのは、ブラウザか端末の問題です。ブラウザか端末に、何か異常がある場合にこのエラーが返されます。
HTTP400の対処法
まずは、エラーが表示されてしまうブラウザと異なるブラウザで、アクセスを試みてみるのがいいでしょう。どのブラウザでもダメだった場合は、携帯電話やスマートフォンなど、別の端末を用いてアクセスを試してください。
ブラウザや端末の種類を試してみることで、特定のブラウザに問題があるのか、パソコンに問題があるのか、それともサーバー側に問題があるのかが、判断できます。
ブラウザに異常があった場合
ブラウザに問題があると判明した場合、ブラウザのキャッシュや設定などを確認してみてください。
キャッシュデータやCookieを一度クリアにして再度アクセスし、成功すればキャッシュやCookieに問題があったことが分かります。
ブラウザが最新のものか、プラグインや拡張機能に原因は無いかも確認する必要があります。最新版に更新したり、不審な拡張機能をアンインストールしたりして、再度アクセスを試みてください。
端末自体に問題があった場合
ブラウザを変えてもアクセスできなかったが、端末を変えるとアクセスできた場合、その端末自体に問題があると考えられます。
ウイルスを検出する無料のソフトなどを使って調べてみてください。
まとめ
HTTP400の原因はいくつか考えられるので、面倒かもしれませんが、1つ1つ確認していくのが早道です。端末自体に問題がある場合は、その端末がこれからも使えるかどうかにもかかわってくるので、早めに状況を確認しておくといいでしょう。