広告系のデザイン・webの制作や、社内での資料作成など、何かキャッチコピーが欲しいと思う場面に出くわすことはありませんか? キャッチコピーというのはシンプルながらも難しいもので、簡単にひらめくことは少ないでしょう。
そんな時に参考になりそうな、企業のキャッチコピーを業界別にご紹介します。
参考にしたい企業のキャッチーコピーまとめ
1. 食品業界
酢やみりん、ポン酢が有名なミツカンのキャッチコピーです。他にも納豆など、体に良さそうな食品を多く販売している企業であり、食品に対する誠実な姿勢が伝わってきます。
日本の食卓には欠かせないキューピーマヨネーズでお馴染みのキューピーのキャッチコピーです。食卓は栄養を摂るだけの場所ではなく、愛があるべき場所であるといったキューピーのメッセージが込められています。
その感動を、わかちあう。 | アサヒグループホールディングス
グループとして「新鮮な価値や明日を想像する、その感動を人々とわかちあいたい」という経営理念が込められているキャッチコピーです。アサヒといえばアサヒビールが有名ですが、このキャッチコピーを聞いた瞬間、仲間とビールで乾杯している様子が目に浮かんできます。
創業以来の人類貢献への想いが込められたグループスローガンです。素材や医薬品、様々な分野で、今まで世界になかったものを創造し続ける旭化成を印象付ける素敵なキャッチコピーとなっています。
カルピスジュースで有名なCALPISのキャッチコピーです。カルピスの製品には乳酸菌や酵母といった体に良い成分が含まれており、まさに体にピースな製品をたくさん生産しているカルピスにはぴったりですね。カルピスジュースのイメージのような明るくて爽やかなキャッチコピーではないでしょうか。
2. 化粧品業界
このキャッチコピーは「美しく生きたい」という世界中の人々の願いに誠実に応えるため、徹底した利用者志向を目指す、ということを広く社会に宣言するメッセージとしてつくられました。
1936年からスタートした歴史のあるカネボウのキャッチコピーです。時代の変化に合わせ、様々な商品を生み出し、美しさの実現をサポートしてきたことが伝わってきます。
「不満」や「不便」など、「不」のつく言葉を世の中からなくしたいという創業時からの変わらぬ思いから、利用者の視点に立って考えられたキャッチコピーです。
美を創造する企業として、美にまつわる知恵を出し合い、人々や地球の未来のために、役立てていこうという企業姿勢が表れています。化粧品会社にもかかわらず、地球の未来のことまで考えた、素敵なキャッチコピーです。
3. 自動車業界
キャッチコピーがたくさんあるトヨタの中でも有名なものです。日本の人々に、再び車やドライブの楽しさを味わってもらいたいという思いが込められています。
INNOVATION THAT EXCITES 今までなかったワクワクを | 日産自動車
日産の「What If_」というキャンペーンで使われたキャッチコピーです。コンセプトである革新的でワクワクするような商品を提供することを表現しています。
小さな車づくりを進め、その実績を残してきたスズキにぴったりのキャッチコピーです。今後とも真に価値のある小さな車づくりを通じて豊かな未来づくりに貢献したい、という意味を込めて制定されました。
このキャッチコピーには「自分の人生の、主人公になろう」、「自分の行く道は、自分で決めたほうが楽しい」という思いが込められています。
Vorsprung durch Technik | アウディ
これはドイツの自動車会社アウディのキャッチコピーです。日本語に訳すと「技術による先進」という意味で、時代に先駆ける先進的な車を生み出してきたアウディらしいものになっています。
まとめ
以上のように、企業にはそれぞれに素敵なキャッチコピーがあります。同じ業界でも企業ごとで伝えたい内容は違っていて、どれもその企業の経営理念に合った、メッセージ性のあるものです。
キャッチコピーを作る際は、ぜひ参考にしてみてください。