500番台のHTTPステータスコードは、通称エラーコードと呼ばれており、サーバーエラーに関わることが多いステータスコードです。
閲覧者側にもこのエラー表示は表示されてしまうので、客足が遠のいてしまわないためにも、早急な対処が求められます。今回はHTTP504の原因と対処法を説明するので、参考にしてみてください。
HTTP504の意味
HTTP504は「一定期間の間ゲートウェイから応答がなかった」という意味です。
HTTP502(Bad Gateway)や、クライアント側に問題がある400番台のエラーコードHTTP408(Request timeout)と似ていますが、HTTP508はサーバーからの問題で、かつ一定の期間という時間の区切りがあります。
HTTP504の原因
HTTP504の原因としてあげられるものを紹介します。
プロキシに問題がある
HTTP504は、ゲートウェイやプロキシに何らかの異常や高負荷があって、応答できずにいる状態の時に表示されることがあります。
待ち時間が短い
読み取りまでの待ち時間の設定が、想定していたよりも短い場合が考えられます。待ち時間をいじっていない場合、標準の時間設定では足りなくなっている場合があります。
HTTP504の対処法
サーバーや、プロキシのタイムアウトになる時間を延長してみるというのが、対処法として多く見られます。300秒など任意の時間に設定して、タイムアウトまでの時間を伸ばしてみてください。サーバーだけ弄ってもダメならば、プロキシにも設定するといいでしょう。
まとめ
待ち時間をいじるのが、手っ取り早い対応策ではありますが、負荷がかかりすぎる通信を控えるようにするなどの工夫も必要です。