Webマーケティングにおけるコンバージョン(CV)の意味

Webマーケティングには多くの指標がありますが、「いくらの広告費用で、どれだけ回収できたか」といった「コンバージョン」についてはとりわけ重要です。Webマーケティングに携わっている方であれば、頻繁に使用する言葉です。

今回は、このコンバージョンの意味や計算方法といった基礎知識についてご紹介します。

コンバージョン(CV)の意味

コンバージョンとは?

英語では「Conversion(CV)」と表記され、和訳すると「変換」、「転換」といった意味になります。インターネット・ビジネスでは、「Webマーケティング側で設定した最終的な成果がどれくらいあったか」という意味で使用されます。

通常、ECサイトでは「商品の購入数」、ニュースサイトでは「PV数」がコンバージョンとなります。他には、「資料請求」や「会員登録」などが挙げられます。

つまり、Webマーケティングを行う側のサービスのジャンルや目的によって、コンバージョンの内容は異なります。その都度のビジネス計画に応じて、自ら設定することが求められるでしょう。

コンバージョンの獲得にかかる費用計算

実際のビジネスシーンで、インターネット広告やサイトの費用、訪問数に対する効果を示す数字として使用されるのが「コンバージョン率(CVR)」です。ECサイトを例にとり、コンバージョン率の計算方法をご紹介していきます。

例えば、あなたが「商品の購入数」をコンバージョンと定義しました。この場合、コンバージョン率は「コンバージョン数」÷「訪問数」となります。

あなたが作成したショッピングサイトに「100人」が訪れ、「5人」が商品を購入しました。コンバージョン数は「5件」です。コンバージョン率は、訪問者数100人に対して5人が購入したので「5%」となります。

また、広告費として「10000円」の費用をかけていました。そうすると、コンバージョン「1件」の獲得にかかったコストは、「10000円」÷「5件」で2000円となります。

この通り、コンバージョン率を計算することでWeb広告などあらゆる施策の効果測定ができます。いくつかの施策を講じた後にしっかり効果検証をすることで、より実りあるWebマーケティングにつながるでしょう。


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