Linuxでhostnameコマンドを使うことでホスト名を表示、変更することができます。
hosnameコマンドの書式
hostnameコマンドの書式は以下の通りです。
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$ hostname [オプション] |
オプション
-a | ホストの別名を表示する |
-d | ホストのドメイン名を表示する |
-f | FQDN(※1)を表示する |
-i | ホストのIPアドレスを表示する |
(※1)FQDNとは、Fully Qualified Domain Nameの略です。たとえば、「www.amazon.co.jp」は、ホスト名が「www」でドメイン名が「amazon.co.jp」のFQDNです。
ホストの情報を表示する
hostnameコマンドを使えば、ホストの様々な情報を取得できます。
ホスト名の表示
オプションを付けずにhostnameコマンドを実行することで、ホスト名を確認できます。
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$ hostname hoge |
ホスト名がhogeであることが確認できます。
ホストのドメイン名を表示
オプション「-d」をつけるとドメイン名を確認できます。
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$ hostname -d hoge.com |
ホストのIPアドレスを表示
オプション「-i」を付けることでIPアドレスを確認できます。
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$ hostname -i 127.0.0.1 |
ホスト名を一時的に別名に変更する
ホスト名の一時的変更ができるのは、スーパーユーザー(root)に限られます。
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$ hostname hoge foo |
これでホスト名が、hogeからfooに変更となります。ただし、これはあくまで一時的なもので、再起動すれば元のhogeに戻ってしまいます。