Linuxのtelnetコマンドを使うことで、ネットワーク経由で、他のリモートマシンにログインできます。
telnetコマンドでのネットワーク上の通信内容は、暗号化されません。そのため、より安全に通信を行うsshコマンドの使用を推奨します。
telnetコマンドの使い方
telnetコマンドの書式は以下の通りです。
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telnet [オプション] [ホスト] [ポート] |
telnetコマンドの引数に接続先のホスト名またはIPアドレスを指定することで、そのホストに接続できます。また、ポート番号を省略した場合は、23番ポートで接続します。
オプション
-a | 自動でログインを行う |
-E | エスケープ文字を無効にする |
-l ユーザー名 | 指定されたユーザー名でのログインする |
リモートマシンに接続する
接続したいリモートマシンのホスト名またはIPアドレスを指定します。
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$ telnet hoge.example.com Tring xxx.xxx.xxx.xxx... Connedted to hoge.example.com Escape character is '^]'. ... login: Password: |
リモートマシンへの接続が可能な場合は、ログインIDとパスワードの入力が求められます。また、途中で接続をキャンセルする場合は、「Ctrl + C」を入力します。
もしリモートマシンへの接続が不可能な場合は、以下のような結果になります。
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$ telnet hoge.example.com Tring xxx.xxx.xxx.xxx... telnet: Unable to connect to remote host: Connection timed out |
ポート番号を指定して接続する
ポート番号を指定する場合は、ホスト名の後にポート番号またはサービス名を指定します。
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$ telnet hoge.example.com 587 |
この例ではポート番号を587に指定して接続を行っています。