Webライティングを行うときには、文字数、誤字脱字、言い回し、構成、キーワードなど気を付けなければいけない点が数多く存在します。今回はWebライティングを行うときに便利なWebサービスを紹介します。
どれも無料で使用できるので、作業の効率化やより高品質な記事を作成するためにぜひ活用してみてください。
文章校正
Enno
タイポ、余分なスペース、誤字脱字、変換ミス、入力後の編集ミス、文字化け、スペルミスなどを自動的に判別してくれるサービスです。
使い方は画面右側のフォームに文章を入力し、フォーム下にあるボタンを押すだけです。そうするとチェックが行われ、おかしい箇所をハイライトしてくれます。さらにハイライトされた箇所がどのような間違いであるかを画面下の方で指摘してくれます。
文章校正ツール
文章を解析し、間違った表現や不適切な部分を表示してくれます。フォームでテキストを入力して検査を行いますが、URLから文章を読み込むことも可能です。検査を実行すると画面下に問題点と修正案などを提示してくれます。問題箇所の対応も見やすく非常に使いやすいサービスです。
日本語校正サポート
間違った日本語の表現を指摘してくれるサービスです。画面中央のフォームに対象のテキストを入力し、「日本語チェック」ボタンを押すだけです。そうすると画面下に指摘箇所が表示されます。このサービスでは設定をカスタマイズでき、目的にあった間違いだけを指摘するように変更が可能です。助詞の使い方や漢字の扱いに不安がある方にオススメです。
関連キーワード
goodkeyword
GoogleやBingなどの検索エンジンのサジェストワード一覧を表示してくれるサービスです。たとえば、「文章校正」と入力した場合、「文章校正 ツール」や「文章校正 word」などのサジェストワードを表示してくれます。
ユーザーがどのようなことを知りたがっているのかがわかるので、構成時にどのような内容を書けばいいかを考える手助けとなるサービスです。
関連キーワード取得ツール
Googleサジェスト、Yahoo!関連語API、教えて!goo、Yahoo!知恵袋の情報を基に関連キーワード一覧を表示してくれるサービスです。関連キーワードだけでなく、入力単語が含まれる「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」などの質問を提示してくれます。こちらのサービスは、記事のネタを考えるときに重宝します。場合によってgoodkeywordとうまく使いわけるといいでしょう。
keygram
入力したワードの関連キーワードを表示してくれるサービスです。表示される情報は、大手ブログポータルを中心とした約2.5億の記事(1日約25万記事)をクロールし解析したものです。データはブログサイトから抽出し解析されています。
このサービスの素晴らしい点は、関連キーワードが掲載されているブログの筆者の年齢、性別の比率をチェックできる点です。また、月別にどのキーワードがブログで使われているかをチェックできます。他にも様々な機能が備わっているので、ぜひ試してみてください。
文章作成
キーワード出現頻度解析ツール
テキストにどのくらい同じワードが出現しているかを測定するサービスです。テキストの入力はページのURLを指定するか、ファイルをアップロードして行います。キーワードの過剰な繰り返しがないか、逆にキーワードがきちんと含まれているのかを確認できます。競合サイトがどのようなキーワードを使っているかもチェックすることも可能です。
漢字使用率チェッカー
テキスト内に含まれる漢字の使用率を計算してくれるサービスです。20%以下:締りがない文章、30%前後:最も読みやすい文章、40%以上:硬い感じの文章の3段階で評価されます。この数値は読売新聞の2010年11月27日付の「編集手帳」に掲載された「『大漢和辞典』を読む」を参考にしたものだそうです。
ただし、30%前後だから良い文章という訳ではなく、小説文や日記など記事のカテゴリによって漢字の使用率は異なってきます。まずはどのくらい漢字を使用しているのかを確認し、自分のメディアのスタイルに合わせることが重要です。
weblio 類語辞典
入力した単語の類似単語の一覧を表示してくれるサービスです。たとえば、「おいしい」という単語を入力すると、「絶品」や「ほっぺたが落ちるよう」のような別の言い回しが表示されます。表現の幅が広がり、魅力的な文章を書くには欠かせないサービスです。
文字数チェック
numMoji
リアルタイムに入力した文字数をカウントしてくれるサービスです。文字を入力するたびに文字数がカウントされていきます。空白を文字数としてカウントするか、半角英数字を2文字で1文字でカウントするかなどを設定可能です。
文字カウント
こちらは「字数を数える」というボタンをクリックすると、文字数をカウントしてくれるサービスです。文字数の他に文字数(スペース無視)、行数、段落数、原稿用紙換算数などを一括で表示してくれます。
タイトル文字数カウント君
記事タイトルの文字数をチェックできるサービスです。フォームに文字を入力するとリアルタイムでカウントが行われ、文字数が多すぎるとアラートとして数字の色が変わります。
各種検索エンジンやはてなブックマークでは表示されるタイトルの文字数は制限されます。全角でGoogleは約32文字、Yahooは約32文字、はてなブックマークは約35文字です。タイトルの表示によってページのクリック率は大きく変わるので、ぜひチェックしておきたい項目です。