志望動機は履歴書を書くときはもちろん、面接でも必ず聞かれる質問です。インフラエンジニアとしての技術や経験だけでなく、志望動機も採用を決める重要なポイントです。
今回は、インフラエンジニアの志望動機の書き方のポイントと例文を紹介します。
志望動機の書くときのポイント
志望動機は、「あなたがなぜその会社で働きたいか」を伝えるものです。事前に書くときのポイントを押さえ、あなたならではの志望動機を書きましょう。
事前に企業研究をしっかり行う
志望動機は、「将来性があるから」や「技術力が高いから」といった抽象的な内容は良くありません。最低限、応募する会社のサービスや、使われている技術などを企業サイトで調べておきましょう。また、会社の情報だけでなく業界の動向を押さえておくことも重要です。きちんと調査して書くことが、そのまま熱意や意欲として担当者に伝わります。
貢献できることを伝える
あなたの経験や技術が、会社にどのように貢献できるかを積極的に書きましょう。具体的な経験年数や担当した業務を具体的に伝えましょう。インフラエンジニアの場合、サービスの規模、クラウドサーバーの利用経験などを盛り込んでもいいでしょう。業務経験がない場合は、独学やスクールで学んだことを伝え、チャレンジする意欲を見せることも大事です。
入社後のビジョンを伝える
入社後にあなた描くビジョンやキャリアプランを伝えましょう。志望動機は、あなたがこの会社にマッチするかどうかの判断材料となります。できるだけ企業の目指す方向性と一致するような内容を書きましょう。
志望動機の例文
以下は、前述したポイントを踏まえて記述した志望動機の例です。
前職では、スマートフォンゲームアプリのインフラエンジニアを2年間担当していました。サーバー、ネットワーク環境の設計・構築から保守・運用まで一通り経験しています。担当したアプリは、累計500万ダウンロードされており、大規模なインフラ構築の経験もあります。貴社では特にデータ分析に力を入れており、ビッグデータを活用し課題を解決するという点に強く共感いたしました。入社後はこれまでの経験や知識を活かして、ユーザーにより良い価値を提供できる基盤を作っていきたいと考えております。
志望動機がうまく書けない場合
志望動機がどうしても思い付かない、まとまらない場合は他の人に相談してみるのもいいでしょう。客観的な立場から意見を貰うことで自分一人では見えてこないものが、見えてくるかもしれません。今は無料でサポートしてくれる転職支援サービスも多いので、それらのサービスに登録してみるのもいいかもしれません。