サイトの運営や情報発信をしていると気になることが、「見ているユーザーがどう思っているか」ということ。自分やビジネス仲間の感覚や友人の反応だけではなく、不特定多数の声を参考にすることは自社サイトやサービスを運用する上で欠かせません。
そこで、アンケートを用いてリアルな声を調査したいところですが、どうやって調査すればいいのか、どの調査ツールを使えばいいか迷ってしまうことが多々あるでしょう。
ここではインターネット上で使える、アンケートや投票作成ツールをご紹介します。各ツールの特徴を踏まえながら比較すると、自社サービスに適したものが見つかるでしょう。
1.Questant
http://www.macromill.com/landing/asp_q.html
株式会社マクロミルが提供するセルフアンケートツールです。マクロミルでは、アンケートシステムやライフスタイル分析など、様々なスタイルのツールを提供しています。
「Questant」は、無料のプランと有料のプランとがあり、78のアンケートテンプレートと156の質問データベースが用意されています。
また、GMOリサーチが提供する「Japan Cloud Panel」や「Yahoo!ニュース 意識調査」と提携しており、多くのアンケート回答を収集できる環境が整っています。
2.ミルトーク
こちらも株式会社マクロミルが提供。ユーザーを絞り込み、最大100件までの調査を無料で行う事が可能です。
ユーザーとの「会話」、「対話」に重点を充てており生の声を集める事に特化しています。具体的には、ミルトークの参加者(マクロミルモニタ)が日々の生活で感じた、商品・サービスに対する要望・意見を自由に投稿している様子を閲覧できたり、無料の掲示板で商品に対する意見やアイディアを募集することも可能です。
無料のサービスに有料オプションを追加する方法と定額の料金プランの利用、どちらも用意されています。
3.CREATIVE SURVEY
CREATIVE SURVEYは、デザイン性に優れたテンプレートを数多く提供しています。無料のプランと有料のプランが用意されており、細やかな要望への対応などサポートサービスも充実しています。
また、CREATIVE SURVEY for ENTERPRISEでは、顧客データや購買データ形式のカスタマイズやディアに合わせた結果公開の仕組みなどを提供しており、アンケート結果のさまざまな活用を後押しする機能が揃っています。
4.Google フォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
文字どおりGoogleが提供するツール。Googleのツールでは、応募フォームをよく見かける人も多いかもしれませんが、アンケートツールも揃っています。
カラフルでユニークなデザインが用意され、スプレッドシートでのデータ集計が可能です。Googleで繋がっている友人を共同編集者に追加して、一緒にアンケートを作成する事もできるなど、普段利用するGoogleのアプリケーション上でスムーズな連携が図れます。
5.Survey Monkey
簡単な投票から調査まで、幅広く活用できるツールが用意されています。
デザインは比較的シンプルに抑えています。しかし、学術リサーチ & 大学アンケート、顧客満足度調査・CS調査アンケート、ヘルスケア関連アンケートなど、あらゆるアンケートのテンプレートを用意していたり、15種類以上の質問タイプを揃えるなど、機能や活用方法が充実しています。
無料プランと有料プランが用意されているほか、チームでの共同作業が可能なプランもあります。
6.ビジュアモール スマートカタログ
https://www.visuamall.com/service/index.html
ソフトバンク株式会社が提供するツールです。
動画や音声によるマルチメディア化ができるクラウドサービスとなっています。また、アンケート情報をリアルタイム集計しCSV出力する事が可能です。iPad、iPhone、Android™ 搭載デバイス、Windows搭載タブレット、PCと、多くのデバイスにも対応しています。
まとめ
アンケートやリサーチから得られるユーザーの声はマーケティングをしていく上で貴重なデータです。
デザイン性に特化したものや、共同作業できるもの、ユーザーとのコミュニケーションを重視したものなどそれぞれに特徴があるので、自分の目的にあったものを見つけて自社サービスに活かしましょう。