InDesignでタイトルや本文などの文字情報を配置するとき、一緒に考えるのは文字のフォント。伝えたい内容やデザイン、見やすさに合わせて、明朝体にしたりゴシック体にしたりなどフォントを変えることも。実は、InDesign上でも簡単にフォントを変えることができます。
そこで今回は、InDesignで文字のフォントを変える方法をご紹介します。
InDesignで文字のフォントを変える方法
文字を入力する
まずは文字ツールを選択し、テキストボックスを作り文字を入力します。
フォントを変更したい文字を選択
入力した後、フォントを変更したい文字を選択します。長文の場合やマウスで選択するのが大変なときは、Ctrlキー(Macの場合:commandキー)+Aを同時に押すと、全選択することができます。
変更のやり方1:コントロールパネルから変更する場合
文字のフォントを変更するにはいくつかやり方があるのですが、今回は3つのやり方をご紹介します。まずは、コントロールパネルから変更する場合。左の方にフォント名が書いてあるボックスがあります。
ボックスの右にある矢印のボタンをクリックすると、フォント一覧が表示されます。
この一覧の中から好きなフォントを選びましょう。下三角(▼)が表示されている場合は、下にスクロールすると他のフォントを見ることができます。今回は「Cambria」というフォントに変更してみましょう。
「Cambria」を選択すると、右三角(▶︎)から「Regular」「Italic」「Bold」「Bold Italic」という項目が出てきました。これは、フォントの太さを選択することができます。今回は「Bold」を選択しました。
すると、このようにフォントを変更することができました。
変更のやり方2:文字パネルから変更する場合
次は、文字パネルから変更する方法をご紹介します。まずは、文字パネルを表示します。
文字のフォントを変更するには一番上のボックスを使用します。その下のボックスは文字の太さを変更することができます。
先ほどと同じように矢印ボタンをクリックして、一覧を表示します。
今回も先ほどと同じように、「Cambria」の「Bold」を選択します。
すると、フォントと文字パネルの表示が変更されました。
変更のやり方3:右クリックで変更する場合
実はパネル以外からも変更することができます。それは、右クリックを使ったやり方です。まずは、変更したい文字を選択します。
選択した上で、右クリックをします。すると、「フォント」という項目が表示され選択すると、このように一覧が表示されます。しかし、ここではフォントのサンプルを見ることができないので、サンプルを見ながら選択したい場合はコントロールパネルもしくは文字パネルから変更してみましょう。
そして今回も同様に、「Cambria」の「Bold」を選択します。
すると、フォントが変更されているのが分かります。
まとめ
今回はInDesignで文字のフォントを変える方法をご紹介しました。この変更の仕方は、PhotoshopやIllustratorに操作が似ているところもあり、簡単に変更することができます。様々な変更の仕方があるので、作業効率アップに是非役立ててください。