クリエイティブな活動に行き詰まったときにしたい10のこと

Interaction Design Foundation

Interaction Design Foundationはグローバルにデザインレベルの向上を目指す、デンマーク発の非営利団体です。

この記事はInteraction Design Foundationからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。

10 Simple Ideas to Get Your Creative Juices Flowing (1970/1/1)

作家・コピーライト: JISC. 特許:CC BY-NC-ND 2.0 UK

ライターは作品を書くことに行き詰まるときがあり、デザイナーはアイデアが煮詰まるときがあります。誰しもつまずくことがあることはプロには避けて通れず、恥ずべきことではありません。ただ、時間は待ってくれず締切は静かに近づいて来ます。そんなときには何か特別な方法を見つけなければなりません。

ありがたいことに、クリエイティブになるには壁をじっとにらんでみたり猫をキックしてみたり、フラストレーションで落ち込んでしまったりするよりもいい方法があります。むきになっても効果はあがりません。このことを頭に置き、下記のような方法を試してみてください。

量は質を導く

アイデアに関して言えば、余計なものが無い方がいいということはありません。ブレインストーミングは頭を空っぽにしてくれるので役立ちます。たくさんのアイデアがあれば、最終的には泥沼から抜け出すことができます。

最初に頭に浮かんできたアイデアがベストアイデアであることは生涯においてもめったにありません。「完璧な考え」を探し求めず、ただ頭に浮かんできたものを何でも出してみましょう。そして、それを全部書きだします。30分から1時間はアイデア集めに費やしましょう。徐々にそぎ落としていき後々使えそうな役に立つものだけに絞り込みます。

内面を見つめる

ブッダは「幸福は外に求めるのではなく、内に求めるものだ。」と言っています。この方法に従うと、あなたは今までと違った目線から作業を進めることになります。つまり、フラストレーションの理由は何なのか? 自分の人生でいったい何が辛いというのか? を自身に問いかけるのです。

おそらくあなたにとっての問題は、他の人たちの問題でもあります。非現実的な夢を追いかけ、何か素晴らしいテクニックをつかもうとするのではなく日々の問題を直視し解決してください。この問題の素晴らしい点は、あなたが本当に解決したいと思えているということです。内省するために机を離れる必要もありません。

作家・コピーライト:Marin Snels・ 特許: CC BY-NC 2.0

浮かんだアイデアは書き留める

作家・コピーライト:Rosa Say・ 特許: CC BY-NC 2.0

私は何か支払いをするため列に並んでいる間に、思いついたたくさんの素晴らしいアイデアを失ってしまったことがあります。普段から書き留める習慣がないと、こういうことが起きてしまいます。オフィスに戻ったとき(もしくはその後帰宅してから)には、その記憶はほぼ残っていませんでした。

アイデアをすべて書き留めるか、Evernoteのようなものを使ってください。書き留めて、文章を見直してみるのです。本当にばかげたことをしているように思えたりそんなことをする時間は無いと思えたりしますが、行動にしてみるということを覚えておいてください。

外に目を向ける

自分の中に答えを求めても静かな壁しか見つけられませんでしたか? そうであればそれほど遠くはない、自分の外に目を向けましょう。周囲には何が起きていますか?人々は何をしていますか? なぜ彼らはそれをやっているのでしょう?

問題を見つける必要のないときもあります。そういうときは、脳を質問モードにしてください。ライターであればオフィスをあるがままに文章にしてみてもいいかもしれませんし、デザイナーであれば周囲の人の顔をスケッチしてみたりすることもいいかもしれません。

習慣に左右されることをやめる

休みを取りましょう。いつもより遅く起きてみましょう。朝食はシリアルよりトーストにしてみましょう。自転車に乗るより歩きましょう。日常の決まりきった習慣を少し変えてみるだけで、大きないい影響があることもあります。

このような変化で、世界がまるで違うように見えたりします。また、こうした変化自体がアイデアのひらめきにつながったりします。「こんな変化で違う経験が得られるのだろうか?」と自問自答し始めたとしても、すぐに自分のクリエイティビティが活性化し始めたと気が付くでしょう。

あきらめず前進する

UXデザイナーは、人生は繰り返しのプロセスであることを認識しています。何かをして何かを変化させそれが機能するか確認し、もしうまく機能しなければ振出しに戻る。クリエイティブとして成功するには、たまには失敗し、間違い、そしてそれらから学ぶことを自分に許すことです。いろいろなアイデアを出して試してみましょう。

そのアイデアを具現化させられるかやってみて、もしできないなら原因を探ります。こうしたプロセスを経ることで、より良いアイデアを生みだせるようになります。このプロセスに終わりはありません。

何か新しい経験をする

これはルーティンワークをやめるということではなく、あなたが今まで経験したことがないことを選択するということです。旅行は発想力を広げてくれると言いますが、博物館やギャラリーに行ったり、子供の化学セットを引っ張りだして何か変わったおもしろいことができるか試してみたりすることも同じです。

新しい経験は、私たちにちょっとした変化を与えてくれて、新しいことを探求する考え方を解放してくれます。マチュピチュやアンコールワット、ピラミッドに行ったらひらめきが得られるのは当たり前ではありませんか?

作家・コピーライト:Rosa Say・ 特許: CC BY-NC 2.0

考えることをやめる

気を紛らわすことで行き詰まりを打開することもできます。本当に何も考えることができないときは、考えようとしないでください。いすから立ち上がって、しばらく散歩でもしましょう。家にいるならば、お風呂に飛び込んでみるのもいいかもしれません。

あなたは機械ではないのですから、他人の要求どおりにできないときもあります。また、そうしようともしないでください。何かいい考えが浮かんだときは決まって、リラックスしている時間だったりするものです。

クリエイティブプロセスに人を巻き込んでみる

ある分野の専門家だからといってすべてを知っているわけではありません。また、他の人が役に立つアイデアを持っていないとは限りません。友達や同僚を巻き込んで、何かいい考えをだしてもらえないか、試してみてはどうですか?

ブレーンストーミングの練習と同じように、うまくいかないアイデアすべてが悪いということではなく、それらはまず概念化するのに役立ちます。不要なアイデアは後から取り除けばすむことです。悪いアイデアがいつどこで良い考えをもたらしてくれるかは、決してわかりません。

悪いアイデアを取り除く

クリエイティブのマンネリは、悪い考えを延々と突き詰め、もうどこへ行っていいのかわからなくなってしまったときに起きます。少し後戻りして、「これに時間を費やして本当にいいのだろうか?」と自問自答してみましょう。

もしはっきりと「そうだ!」と言えないようであればその考えを捨てて、アイデア出し(または、すでに終えた前段階からアイデアを得られないか考える)に戻ってみてください。

まとめ

行き詰まることはあらゆるクリエイティブな作業にはつきもので、人間である以上当然のことです。 大事なのは、できるだけ早くそれを取り除くこと。上述した意見は、それにとりかかる手助けになってくれると思います。