システムのステータスを視覚化することは、UIデザインの指針の中でも最も重要なものの1つです。
良いインタラクションデザインはフィードバックを与える
アプリやWebサイトから即座に反応があれば1番良いですが、読み込みが遅いときもあります。反応が遅いのは、インターネットの接続が悪いせいかもしれませんし、オペレーションそのものに時間がかかっている可能性もあります。そのような場合、デザイナーは、アプリが実際に作動しておりリクエストに取り組んでいるということが分かるよう、ユーザーを安心させなくてはなりません。
アニメーションによる待機表示は、何か起こっている、もしくは読み込んでいる際に、ユーザーにシステムの状態を知らせる最も一般的な形です。しかしこれらの表示のほとんどは、クリエイターがただデフォルトで提供されているものを採用しているだけなので、見ていて面白くありません。
待ち時間を短くできないのなら、少なくともその時間がユーザーにとって嬉しいものにするべきである
クリエイティブな進度表示は、ユーザーの感じる時間を短くすることができます。待っている間に見ていて面白いものをアプリが表示すれば、待っているということに対する注意を減らすことができるでしょう。ユーザーが次の段階に移る前に待ちくたびれてしまわないよう、デザイナーはその注意を引く何かを提供しましょう。
この記事では、読み込み表示の面白いコンセプトを10個紹介していきたいと思います。
1. 採用情報の読み込み
2. クリスマスプレゼントを読み込み
3. かわいい猫
4. 2重らせん
5. 最適なフライトを検索
6. データをクラウドに保存
7. 読み込みプロセスを生き生きと
8. スプラッシュスクリーンの芸術的アニメーション
9. 画面を下に引くと出るアニメーション
10. ファイルアップロードのアニメーション
まとめ
上記のすべての効果はユーザーエクスペリエンスを向上することができるにせよ、それらを使いすぎるのも考えものです。
100回も同じものを見れば、最初は楽しくかわいかったアニメーションも、つまらなくなり、何が出るかユーザーはもう分かりきってしまいます。また、いくらクリエイティブな効果をもたらしても、読み込み時間の遅さを解決することはできません。毎回同じ効果を見ていると、ユーザーは読み込み時間が遅いと責め始めるでしょう。