Linuxでディレクトリを削除するためのコマンドを紹介します。
Linuxにデフォルトで用意されているコマンドで、ディレクトリを削除するには「rm」と「rmdir」の2つがあります。
【rm】ファイルとディレクトリを削除するコマンド
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$ rm -r ディレクトリ名 |
ファイルやディレクトリを削除するためのコマンドです。
ディレクトリを削除するには、上記のように「-r」オプションをつけます。再帰的にディレクトリ内のファイルも含めて全て削除されます。
また以下のように「-f」オプションを追加することで、確認なしで削除することができます。
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$ rm -rf ディレクトリ名 |
一般的にディレクトリを削除する場合は、次に紹介する「rmdir」ではなくこのコマンドを使うことが多いです。
【rmdir】ディレクトリを削除するコマンド
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$ rmdir ディレクトリ名 |
ディレクトリを削除するためのコマンドです。「rm」とは違い、ディレクトリ内にファイルがある場合は以下のようにエラーとなります。
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rmdir: failed to remove `sample/': ディレクトリは空ではありません |
注意点:
rm, rmdirコマンドで削除するとWindowsやMacのようにゴミ箱に移動されるのとは違い基本的な復元ができなくなってしまいます。なので、削除する際は慎重にしたほうが良いでしょう。