【2020年版】プロジェクト進行管理に便利なガントチャートツール20選

UX MILK編集部

モノづくりのヒントになるような記事をお届けします。

プロジェクトの進行においてスケジュール管理というのはとても重要になります。スケジュールをしっかりと把握しておかなければ効率よく業務を進めることもできなくなってしまいます。このスケジュール管理をするために使うと便利なのが「ガントチャート」です。

ガントチャートとは

ガントチャートは横軸に日付、縦軸にタスクを並べ、各タスクごとに予定を記入したり進捗を記入することで、プロジェクト全体のスケジュール管理ができる表のことを指します。1つのプロジェクトを進める上で多くの作業(タスク)がありますので、ひと目でスケジュールの進捗を把握し、各タスクのスケジュール調整を適宜行うことができるのが利点です。

エクセルなどでも作ることは可能ですが、一からガントチャートを作るのはなかなか骨が折れる作業になります。そこでおすすめなのがガントチャート専用のツールやサービスです。

以下に、国内外のガントチャート管理ツールを紹介していきます。クラウドサービスやスタンドアローン、他のタスク管理ツールの拡張という形を取るものなど、実にさまざまなので比較検討してみてください。スケジュールの可視化が目的なので、機能性だけではなく、どういった情報をどういった期間で見たいのかによっても選び方は変わってくるかもしれません。

無料のガントチャートツール

Jooto

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:〇(4人まで) 有料:¥5,000/年~

ふせんを貼ったり、はがしたりするような感覚で使える、かんばん方式のタスクやプロジェクトの管理ツールです。
直感的な操作で完結できるので専門知識がなくても使いやすいシンプルなデザインです。

Redmine

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:〇

Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ツールで、エンジニアの方などは特に馴染み深いものかもしれません。オープンソースであるため、自社の用途に合わせて改良できるのが魅力です。Redmineにもガントチャート機能はついており、バージョンやチケットに応じてガントに反映されますので、開発タスクが多い場合はいいかもしれません。

teamgantt

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:〇(1プロジェクト、3人まで) 有料:$39.50/月~

teamganttはガントチャートをオンライン上で管理できるサービスです。AmazonやNetflixなどの有名企業をはじめとした世界中の100万人のユーザーが利用しています。ドラッグ&ドロップで管理できる操作性のよさと洗練されたUIが特徴です。

Elegantt for Trello

対応OS:Windows、Mac
無料:〇(コア機能) 有料:$5/月~

Eleganttは、タスク管理ツールであるTrelloにガントチャート機能を追加するChrome拡張機能です。Google、GitHub、Airbnbなど有名企業で採用されているので信頼感があります。Trelloを使っている人ならインストールするだけで無料ですぐに使えるのでおすすめです。機能豊富な有料版もあります。

Instagantt

対応OS:Windows、Mac
無料:〇(3プロジェクトまで) 有料:$5/月~ 

Instaganttも上記同様、タスク管理ツールのAsanaと連携したガントチャートサービスです。Chromeの拡張機能ではないですが、Eleganttのように拡張のサービスとして運営されており、利用にはAsanaのアカウントが必要です。

Bitrix24

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:〇(12人まで) 有料:$24/月~ 

無料で使えるガントチャートの他にも、プロジェクトプランナー機能、かんばん機能、プロジェクトステージのカスタマイズ機能、プロジェクトカレンダー機能といった、プロジェクト管理をしっかり支える豊富なツールを備えています。

Brabio!

brabio

対応OS:Windows、Mac
無料:〇(5人まで) 有料:¥3240/月~(10人まで)

「エクセルの10倍速くガントチャートが作れる」というコンセプトのもと作られたこちらのサービスは、とにかく簡単に表を作れるクラウドサービスです。この手のサービスでありがちなプロジェクト個数の制限などはなく、フリーで提供されているストレージ50MB内ならば、いくつプロジェクトを作っても無料で利用することが可能です。

ProjectLibre

対応OS:Windows、Mac
無料:〇

「OpenProj」の後継で、インターフェイスや機能性、操作性の面でMicrosoft Projectに近い印象のオープンソースツールです。OpenProj同様、Microsoft Projectの読み込みが可能です。開発言語にJavaを使用しており、幅広いプラットフォームに対応するツールです。ガントチャートやWBSといった作業の進捗管理に使うチャートを作成できます。

がんすけ

gansuke

対応OS:Windows
無料:〇 (改良版の「がんすけ2」は¥2,200)

がんすけは、ダウンロードをすることで使用できるWindowsのクライアント型のガントチャートツールです。

非常にシンプルな操作で扱うことができる点と、XMLフォーマットでデータを取り扱うことができるのでXMLフォーマットに対応しているアプリならばデータを利用することが可能です。

TaMa.5 Free

対応OS:Windows
無料:〇 (Professional版は ¥3038)

ToDoリスト、チャートビューを組み合わせたタスク管理ツールです。TODOリストをスケジュール化することができます。
Free版の場合には容量制限がありますが、インターネット同期、ファイル添付も可能です。

GanttProject

対応OS:Windows、Mac
無料:〇

GanttProject.orgが開発している、オープンソースのJava製プロジェクト管理ツールです。Windows、Macなどに対応しており、幅広い方が使用できます。タスク管理やスケジュール管理も充実しており複数人でのプロジェクト管理に向いています。

有料のガントチャートツール

Asana

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:✖ 有料:¥1,200/月~(年間払い) 

シンプルな作りで、チュートリアルが充実していることからあまり使い慣れていない人も使いやすいツールです。かんばん形式かリスト形式かなどを選ぶことができるなど、自分の使いやすいようにカスタムして使うことができます。

Backlog

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:✖ 有料:¥11,800/月~(ユーザー数無制限)

シンプルで直感的に使えるデザインが特長です。
300種類以上のキャラクターアイコンやいいね機能など、コラボレーションを促す機能も備えています。

みんなでガント.com

対応OS:Windows、Mac
無料:✖ 有料:¥1,800/3ヶ月~  

ガントチャートがメインのプロジェクト管理ツールです。機能もシンプルで、手軽にプロジェクト管理を共有したい人におすすめです。また閲覧専用URL設定機能があり、編集権限なしで第三者に作成したガントチャートを公開することもできます。

Wrike

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:✖ 有料:$9.80/月~

ワークフローやフィールド、プロジェクトフォルダ構造をカスタムすることで、理想的な作業環境を作りあげることができます。横断したタスク管理ができるため、複数のプロジェクトを担当している人におすすめです。

Zoho Projects

対応OS:Windows、Mac、Android、iOS
無料:✖ 有料:¥57860/年~(15ユーザーまで)

ニーズに合わせてプロジェクトを完全にカスタマイズできます。また他のZohoのアプリやSlackなどの外部サービスアプリとのシームレスな連携により、さらなるメリットを得られます。

Taskworld

対応OS:Windows、Mac
無料:✖ 有料:$10.99/月~ 

仕事の見える化と豊富な機能と使いやすさを追究した、総合タスク管理・プロジェクト管理ツールです。全プロジェクトの全タスクを1つのタイムラインで表示させることが可能で、表示内容の細かい絞り込みもできます。

サイボウズOffice

対応OS:Windowss、Mac、Android、iOS
無料:✖ 有料:¥5,880/年~

モバイルアクセスとも相性抜群です。スケジュールはホワイトボードにみんなで書き込むように使うことができます。またユーザーごとに機能On/Offの設定を行うことができます。最低使用期間は1ヶ月なので、必要なときに必要な分だけ使えます。

イノピーエム

対応OS:Windows、Mac
無料:✖ 価格:¥600/月~(12ヶ月契約) 

Web画面上で、ドラッグ&ドロップで簡単にガントチャートの作成を行うことができます。タスクの作成だけでなく、タスク同士の依存関係の設定・タスクグループの作成・マイルストーンの設定といった、ガントチャートに必要な機能を備えています。

gantter

対応OS:Windows、Mac
無料:✖ 有料:$5/月~ 

GantterはGoogle Drive/Google Appsを利用したガントチャートサービスです。テンプレートがありますので、埋めていくだけで誰でもすぐにガントチャートを作成することができます。Google Driveを利用することができるので、プロジェクトの共有が簡単なのがメリットです。

まとめ

社内でプロジェクトを動かすにあたって、スケジュール管理というのは非常に重要です。情報共有の方法は多くありますが、バラバラに管理するよりも、ひと目でみてわかるガントチャートによって予定を可視化し、全員で管理してく方が時間も手間も減るのでおすすめです。

管理ツールは有料のものが多くありますが、無料のものでも機能は十分というものもあります。ぜひ一度使ってみてください。


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