エクセルで数値を任意の桁数で切り上げるROUNDUP関数の使い方

Excelで統計数値の掲載や計算結果を算出した際に、すべての数値が整数で揃わない場合があります。集計作業や資料として印刷したときに、見栄えが悪くなるデータ状態ともいえるでしょう。

数値の表記を揃える関数はいくつかありますが、指定した桁数で切り上げて数値を揃えたいときに頼りになる関数が「ROUNDUP関数」です。ここではROUNDUP関数の意味や使い方、注意点をご紹介します。

ROUNDUP関数とは

ROUNDUPとは、「端数を切り上げる 」という意味の「round up」を語源に持つ言葉です。

ExcelにおいてROUNDUP関数とは、「指定したセルに入力されている数値を、任意の桁数で切り上げる」関数です。

式は、「=ROUNDUP(セル,桁数)」になります。「セル」には「切り上げたい数値が入っているセル」、「桁数」には「切り上げたい桁数」を指定します。言い換えると、「小数点第(指定した桁数)位未満」を切り上げの対象とします。「桁数」が「」ならば、「小数点第1位未満」を切り上げるという具合です。

ROUNDUP関数の使い方

1. 「桁数の切り上げ」における注意点

ROUNDUP関数は、「桁数」の設定が重要なポイントです。ROUNDUP関数で桁数に指定できる数値は、「正の数値」、「負の数値」、「」の3つです。

桁数:正の数値

桁数に正の数値を指定すると、小数部分の任意の桁未満を切り上げの対象とします。

「873.456」の小数第2位未満を切り上げる場合、桁数に「2」を入力します。結果は「873.46」となります。

桁数:負の数値

桁数に負の数値を指定すると、任意の整数部分から切り上げの対象とします。

「873.456」の10の位未満を切り上げる場合、桁数に「‐2」を入力します。結果は「88」となります。

桁数:0

桁数に0を指定すると、小数点以下を切り上げの対象とします。

「873.456」の小数点以下を切り上げる場合、桁数に「0」を入力します。結果は「874」となります。

ROUNDUP関数は、「常に切り上げる」と覚えておきましょう。

2. マイナスの数値を切り上げる

ROUNDUP関数で切り上げを適用する対象がマイナスの数値である場合は、注意が必要になります。

対象の数値が「−1.5」、つまり「=ROUNDUP(−1.5,0)」という式の場合は、返される値は「−2」になります。

図1

「−1.5」の小数点以下を「切り上げる」となると、数値として大きい「−1」となると考えがちです。しかし、ROUNDUP関数の特性として、符号に関わらず「絶対値」を繰り上げた数値を返すという特性があるので、「−2」で返されます。

まとめ

ROUNDUP関数は、任意の桁で切り上げる関数ですが、任意の桁で四捨五入をする「ROUND関数」特定の数値を任意の桁数で切り捨てる「ROUNDDOWN関数」も存在します。

エクセルで数値を任意の桁数で四捨五入するROUND関数の使い方|UX MILK

エクセルで数値を任意の桁数で切り捨てるROUNDDOWN関数の使い方|UX MILK