Linuxでファイルまたは標準出力の先頭部分を表示するコマンド「head」について紹介します。
headコマンドがファイル先頭、tailコマンドがファイル末尾をそれぞれ表示します。
ファイルの先頭から指定行数を表示する
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$ head オプション ファイル名 |
headコマンドは、ファイルの先頭からn行目までを表示するコマンドです。デフォルトでは先頭の10行を表示します。
オプションの指定などは、ファイルの末尾を表示するtailコマンドと基本的に同じです。
「-n」オプションで表示する行数を指定できます。
ファイルの先頭30行を表示
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$ tail -n 30 sample.txt |
「-c」で行数ではなく、バイト数で指定もできます。英数字の場合は、「1文字 = 1バイト」です。
ファイルの先頭から15バイトを表示
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$ tail -c 15 sample.txt abcdefghijklnmo |
標準出力の一部を取得する
またパイプを使い、tailコマンドに標準出力を渡すこともできます。
psコマンドの実行結果(標準出力)の先頭5行を表示
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$ ps aux | tail -n 5 |