Excelの基本関数の1つであるMIN関数の使い方について説明します。MIN関数は、選択した範囲の最小値を求める関数になります。
MIN関数の使い方
上の図のように10人の生徒のテストの点数で最低点をMIN関数で算出します。MIN関数の基本的な使い方はSUM関数などと同じです。
1. C11セルを選択し、”=MIN(“と入力します。
2. B2セルからB11セルまでドラッグして範囲選択します。
3. Enterキーを押します。
例では最低点数である63がMIN関数によって算出されます。
MIN関数も、MAX関数同様に範囲内に文字列や空白のセルがあった場合は、無視することになっています。このため、欠席した野口さんの点数は無視された形となっています。0扱いとはならない、ということを覚えておいてください。
ちなみに
文字列しかないところでMIN関数を指定するとMAX関数同様0を返します。文字列は基本0扱いされませんが、文字列しかないところをMIN関数で指定すると0を返します。
まとめ
・範囲内の最小値を求める関数がMIN関数
・範囲内の数値以外のもの(文字列など)は無視される。0扱いもされない。