Webデザイナーのための履歴書・職務経歴書の書き方ポイント

Webデザイナーが転職する時に使う「職務経歴書」と「履歴書」について、書き方のポイントを交えながら紹介します。

また、「ポートフォリオが必要なのか」「手書きでないとNGか」といった疑問にも答えていきます。

履歴書のポイント

Webデザイナーの履歴書も、基本的にはその他の職種のものと変わりはありません。

履歴書のフォーマット

フォーマットは自分に合わせて好きなフォーマットで良いです。少し手を加えてポートフォリオサイトへのURLなどを記載しても良いでしょう。

また、趣味・特技の欄がある履歴書を使う場合は、積極的に活用すると良いです。面接の担当者も人なので、共通の話題で盛り上がったほうが好印象を抱きやすくなります。

志望動機

志望動機は必ず、応募する企業に合わせた具体的な内容にしましょう。どの企業にも使えるような曖昧な内容はNGです。

そのためには、応募企業が今後どのように事業を進めていき、そこでどのようなWebデザイナーを必要としているかを理解することが重要となります。

Webデザイナーの志望動機の例文・ポイント

自己PR

自己PRでは、その企業に合わせ特にアピールしたいポイントを書き、自分がどのような人物なのか説明しましょう。

また、職務経歴書にも自己PRを書くことが多いですが、その場合は要約した内容や職務経歴とは関係ないアピールポイントを書くと良いでしょう。

職務経歴書のポイント

職歴、スキル、得意分野、自己PRなどを職務経歴書では書きます。

職務経歴書で担当者がチェックするポイントは以下の3点に集約されます。

  • 今までの職歴
  • 求めるスキル・実務能力を持っている
  • 意欲・熱意があるか

職務経歴書のフォーマット

職務経歴書に決まったフォーマットはありません。フォーマットで一番重要なのは読みやすく、情報を把握しやすいことです。そのため、あまりダラダラと書かずに分量はA4用紙で1〜2枚程度にまとめるほうが良いでしょう。

また、会社概要や会社URLを付け加えるなど、担当者がどのような情報があると嬉しいのか考えて書くのがWebデザイナーの腕の見せ所でしょう。

ポイント① 成果を具体的にアピール

ただ経歴やスキルなどを並べるだけではアピールになりません。重要なのは、その仕事で実際にどのような成果を上げたのかという点です。

NGな例
「大手ECサイトのデザインを担当しました」

OKな例
「大手ECサイトの新規登録のデザインを担当し新規登録率を30%改善」

あまり知られていないサイトを担当していても、成果で目をみはるものがあれば興味を持たれるのでしっかりとアピールしましょう。

ポイント② スキル・得意分野を会社ごとにアピール

応募企業によって求めるスキル・得意分野は異なります。極端な例で言えば、Webデザイナーとして応募でMicrosoft Wordをアピールしてもあまり意味はないでしょう。

ポイント③ 職務経歴に沿った自己PR

スキル・得意分野と同じく、自己PRも応募企業が求める人物像に合わせて書く必要があります。

職務経歴書と履歴書のQA

手書きである必要はあるのか?

担当する人事にもよりますが、「手書きである必要はない」です。求められているのは、デザインスキルなので字が達筆か否かは関係ありません。

ただし、もし手書きをする場合、字が汚いとマイナスになる可能性はあるので、手書きにあまり自信がないようでしたらパソコンで作成し印刷したほうが良いでしょう。

ポートフォリオは必要か

ポートフォリオはあった方が良いでしょう。もし未経験でWebデザイナーを目指す場合は、職務経歴でのアピールは難しくなりますが、ポートフォリオを見せることでデザインスキルをアピールすることができます。

ポートフォリオの作成には、Web上のポートフォリオ作成サービスが便利です。また、HTML、CSSなどフロントエンドのコーディングができる場合は、そのアピールとしてWordPressなどでポートフォリオサイトを作っても良いでしょう。

履歴書と職務経歴書の自己PRが同じ

履歴書と職務経歴書の両方に自己PRを書く場合に、どうすれば良いのか迷うと思います。

そのような時は、「履歴書は要約」、「職務経歴書は詳細情報」と分けて考えて書くと分けると良いでしょう。


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