買い物後に、「あれ買い忘れたなぁ」と後悔した経験はありませんでしょうか? 他にも、家族や友人に対して「あぁ、それはもう買っておいたのに…」「あのお店に行ったなら、これも買ってきてほしかった!」と思ったことはありませんか? 言われた経験は?
今回はそんな問題を解決に導く、ショッピングリストアプリならではの機能をいくつかご紹介します。
「まだ家にあるもの」が確認できる
Out of Milkには、Shopping、To-Do、Pantryの3つの大きなカテゴリがあり、ここにリストを追加していきます。Out of Milkのおもしろいところは、Pantryカテゴリの存在です。
Pantryカテゴリでは「まだ家にあるもの」「現在冷蔵庫の中にあるもの」といったリストを作ることができます。更新しておけば、買い物リストがなくても、家にあるものから逆算して買い物ができます。また、シャンプーや洗剤のような消耗品は、「減ってきたなぁ」と思ったときにLow表示(Low=きらしている)にしておくことで、中身をきらしてしまうのを防げます。
Pantryカテゴリに追加したアイテムには、消費期限・賞味期限の設定ができるので、期限が切れそうなものの把握にも使えます。
位置情報との連携による通知で買い忘れ防止
Google KeepはGoogleが提供する付箋風のメモアプリです。一見ふつうのメモ・リストアプリですが、Google Keepの機能の一つに「位置リマインダー」の設定があります。リストに設定した場所の近くに寄ったときに、位置情報と連携することで通知をくれるというもので、ユーザーの買い忘れの防止に一役買ってくれます。
加えて、画像(その場で撮影したもの、フォルダにあるもの問わず)や図形描画機能で描いたイラストをリストに添付できます。
気になるチラシ広告をそのまま買い物リストに貼り付け
シュフーお買い物メモアプリは、姉妹アプリのシュフーチラシアプリから気になる広告を、そのまま切り取って買い物メモリストに貼り付けられるという独自の機能を持っています。ユーザーはチラシアプリを見て、「これが欲しいな」と思ったものを少ない手間で買い物リストに入れることができます。
まとめ
一言で「買い物」と言っても、ユーザーの属性や、買い物中のタイミングによってデザインが大きく変わっていきます。買い物リストそのものは、基本的にチェックリストをベースにしたシンプルなものですが、その細かいニーズに合わせて機能をデザインしてあげると、まだまだアイデアがあるかもしれません。
余談ですが、日本では買い物リストは買い忘れの予防として使われることが多いけれど、イギリスでは予算内で買い物をすますために利用する側面が強いそうです。