Webサイトを運営する上で、サイトへのアクセスが集中する時間帯を把握することは非常に重要です。
アクセスが集中する時間帯にサイトの更新やコンテンツの掲載を行えば、効果的なSEO対策にもつながります。
今回は、Google Analyticsを使った時間帯別のサイトへのアクセス数の調べ方を紹介していきます。
時間帯別アクセス数の調べ方
特定の日付の時間帯別アクセス数
ある特定の日付に関する時間帯別アクセス数を調べるためには、サマリーから簡単に調べることができます。
まず始めにGoogle Analyticsを開き、左のメニューからユーザー>サマリーの順にクリックします。
サマリーを開いたあと、グラフの右上にある「時間別」をクリックすると、時間別のセッション数を調べることができます。
さらに、左上で期間を設定すると特定の日付のセッション数を調べることができます。
このように、ある特定の日の時間帯別のセッション数を折れ線グラフにすることができました。
一定期間の時間帯別アクセス数
サイトの時間帯別アクセス数の傾向を述べるとき、数日間のデータでは適切な傾向をつかむことは難しいでしょう。
しかし、先ほどの方法で長期間の時間帯別アクセス数を調べると、上のグラフのような表示がされてしまうため、適切なデータを調べることができません。
そのため、長期間での時間帯別アクセス数を調べるには「カスタムレポート」という機能を使います。
1.カスタムの項目を選択する
Google Analyticsのメニューから、カスタム>カスタムレポートの順にページを開きます。
新しいカスタムレポートをクリックすると、カスタムレポートの作成画面が開きます。
2.カスタムレポートを作成する
カスタムレポートを作成する際、以下のような設定にしておくと適切なグラフを得ることができます。
種類:エクスプローラー(初期値のまま)
指標グループ:PV数、セッション数など、時間帯別アクセスを指す指標
ディメンション:時
ビュー:このアカウントに設定されているすべてのビュー
以上の設定を確認して、保存をクリックします。
3.カスタムレポートを考察する
正しい設定が行われていると、上図のようなグラフと表が表示されます。
たとえばこのサイトでは、16時、15時、11時の順でアクセスが多く、19時以降から8時にかけてはセッション数が少ないということがわかりました。
まとめ
時間帯別のアクセス数は、2つの調べ方があります。
必要なデータの種類に応じて使い分けて、効果的なSEO対策を行ってください。