WebサイトのUXデザインにありがちな6つの間違い

Alan Smith

Alanはソーシャルメディア、Webデザイン、モバイルアプリ、デジタルマーケティングといったさまざまなトピックの最先端を扱うライターです。

この記事はUsabilityGeekからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。

These Are The Top 6 Most Common UX Mistakes – How Many Are You Making?

ユーザー体験(UX)は現代のビジネスにおいてきわめて重要です。ターゲットとなる消費者が買い物をするためにWebサイトをクリックした瞬間から、消費者体験に対するインプレッションが発生します。Webサイトは、ユーザーがスムーズに買い物できるようにし、有意義なインタラクションを通じてユーザーを夢中にしなければなりません。もしWebサイトが期待に応えられなかったら、ユーザーは競合のサイトに移動してしまうでしょう。

直帰率を下げ、コンバージョンを上げるための最善の方法は、次に紹介する6つのよくあるUXの間違いを避けることです。

1. 機能性と見た目の美しさのどちらかを優先してしまう

Webサイトは、クリエイティビティと機能性が完璧にバランスを保っていなければなりません。近年では、美しい写真やクリエイティブなグラフィック、インタラクティブなデザイン要素を使ってWebサイトを個性的にする方法について数多く述べられてきました。これらの側面はUXに不可欠ではありますが、Webサイトの機能性を代替することはありません。確かにユーザーはクリエイティビティを求めていますが、同時にサイトを簡単に操作したいとも思っているのです。

同じように、Webサイトはクリエイティビティを損なうほど機能性を優先すべきではありません。もし機能性だけに特化してしまうと、ユーザーは退屈してしまい、別のサイトを探すでしょう。ユーザーに刺激や興奮を与えず純粋に機能だけを突き詰めると、ブランドは簡単に忘れられてしまうのです。このような事態は決して望ましくありません。Webサイトは、視覚的にユーザーをひきつけ美的感覚を満足させ、クリエイティブでユニークである必要があります。これこそ顧客に存在感を示し、ブランドへのロイヤリティを高める唯一の方法です。

2. あらゆるトレンドに飛びついてしまう

流行は現れては消えていくものです。これまでもそうでしたし、これからも変わりません。UXを攻略したと思った瞬間、新たなトレンドが現れて、戦略を練り直したくなるでしょう。Webサイトのオーナーは、あらゆるトレンドを鵜呑みにしてはいけません。新しいトレンドは誰もが取り入れようとするので、盲目的に採用してはいけないのです。時間をかけてKPIを見直し、トレンドを取り入れることが自分のブランドにとって正しいことなのかを考え、リスクと利益を比較しましょう。

多くのUXのトレンドは、その年の実データと消費者の指標から生まれています。しかし中には、ブロガーが注目を集めようと無責任に予想しているものもあります。Webサイトを健全に運営するためには、その違いを見極めることが重要です。たとえば、高解像度の画像やインフォグラフィクスを加えることは、UXに効果的であると統計的に証明されたトレンドです。一方で、別のトレンドには裏付けるデータがなく、採用すると時間とお金の無駄になるかもしれません。注意深くトレンドを調査し、自分のサイトにとって正しい選択であることを確認しましょう。

3. レスポンシブデザインを無視してしまう

レスポンシブデザインはもはやトレンドではありません。2019年では、素晴らしいWebサイトを運営する要素として確立されています。レスポンシブは決して新しいデザインではありません。にもかかわらず、レスポンシブデザインを適切に使いこなせず、スクリーンを最大限活用できていないWebサイトに出会うことが未だにあります。だからこそ、レスポンシブWebデザインは今でもこのようなリストに登場するのです。

レスポンシブWebデザインによって、Webサイトは閲覧されるデバイスに素早く適応し、変化できるようになります。より多くの人がデスクトップではなくモバイルデバイスからWebサイトにアクセスするようになったため、あらゆる画面サイズにおいて美しく見えるようにすることは非常に重要です。また、レスポンシブデザインによって、ユーザーはデバイスを切り替えてもシームレスなUXを楽しむことができます。Googleの調査によれば、90%の人が目的を達成するためにデバイスを使い分けているそうです。レスポンシブなWebサイトを持っていないと、この巨大な顧客層を取り逃がしてしまうでしょう。

レスポンシブデザインは、複数のデバイスにまたがる最適なUXを作り出します。レスポンシブなレイアウトでサイトを作れていないと、ユーザーは携帯電話やタブレット端末からサイトにアクセスしたときに体験を楽しむことができません。このような単純なミスで、何百万人ものユーザーを放置しないようにしましょう。ユーザー体験を最適化するために、レスポンシブが優先されるようWebサイトをデザインし直してください。

4. 検索エンジンのためのサイトにしてしまう

オンラインでの競争が激化し続けている現代において、Webサイトのオーナーが特定のキーワードで上位を獲得する方法にばかり腐心していることは、驚くべきことではありません。

しかしこのような思考は、「検索エンジンが優先しているのはユーザーである」ことを忘れてしまう致命的なミスに繋がります。Googleなどの主要な検索エンジンは、ユーザーにとってできる限り快適で有益な検索体験を生み出すために機能しています。この目的は、SEOが誕生した本来の理由です。つまり、検索エンジンはユーザー体験を最適化するために、Webサイトが順守するべき一連のガイドラインを作り上げているのです。

SEOを念頭に置いてWebサイトをデザインすることは非常に重要ですが、最終的な目的は、洗練されたユーザー体験を提供することです。適切にデザインできれば、結果的にSEOに反映され、ページの順位が上がります。サイトの目的をGoogleの目的に一致させることで、検索エンジンから評価され、ユーザーが訪れるのを楽しめるサイトをデザインできるようになるでしょう。現実世界でもデジタルの世界でも最善の成果物を作ることができるのです。人間を第1に、検索エンジンを第2に考えてWebサイトをデザインし、コンテンツを作ることが重要です。

5. コンテンツを忘れてしまう

2019年においても、どのような未来においても、コンテンツは王様であり続けます。実際、ここ数年ユーザーがオンラインで信頼できる情報を探すようになるにつれて、コンテンツは重要性を増し続けています。コンテンツを過小評価してはいけません。最適なUXのために、Webサイトには上質で、専門家から信頼性を保証されたコンテンツが必要です。最高のUXを達成するために、いくつかの基本的なコンテンツガイドラインに従いましょう。たとえば、次のようなものです。

  • すべてのコンテンツを通して一貫したキーワードを使う
  • クオリティに留意する
  • スペルと文法を磨く
  • 定期的に新しい記事を投稿する
  • 古いコンテンツの鮮度を保ち、関連付けるために修正する
  • コンテンツを用いてセールスファネルの各段階にユーザーを導く
  • コンバージョンを向上させるためにランディングページを作る

繰り返しますが、コンテンツの目的は検索エンジンではなく、消費者であるべきです。コンテンツに、自分のブランドらしい雰囲気を吹き込みましょう。そうすれば顧客に対して、興味深く貴重な情報を届けられるはずです。これは「About Us」のページでも、「Contact Us」のページでも、サービスの詳細を紹介するページでも同じです。同時に、検索結果ページで上位に表示されるために、SEOガイドラインを守りましょう。キーワードを散りばめ、信頼性の高いWebサイトにリンクを貼り、出典を引用してください。

6. デザインを誰かに任せきりにしてしまう

Webサイトを台無しにしかねないよくある間違いの1つは、間違った作り手にWebサイトのデザインを任せてしまうことです。あまりに多くの企業が、Webサイトのデザインと管理を内部の人間に担当させることでお金を節約できると信じ込んでいます。

しかし、担当者に適切な経験と知識がなければ、これは致命的な失敗につながりかねません。経験不足のWebデザイナーは、低質なUXによってブランドの評判を傷つけてしまう可能性もあります。実際には、最初の段階から専門家に協力してもらったほうが資金を節約できるでしょう。

Webサイトを理解できる、作成できるというだけで誰かを信用してはいけません。クオリティの妥協が許されないほど、Webサイトは重要な存在です。UXを最適化する方法を熟知しているデザインの専門家を雇いましょう。専門家のチームは美しいレイアウトや感動的なビジュアル、あらゆるプラットフォームで美しく見えるレスポンシブデザインを作り出すことができます。さらに、彼らは最高のWebサイトを達成できるプロのコンテンツクリエイターやスペシャリストとコンタクトを結んでくれます。UXの効果を最大化するために、Webデザインの会社と仕事をしましょう。


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