Webデザイナーが転職する時、また未経験でWebデザイナーに転職する時の面接で気をつけるべきポイントと想定質問について紹介します。
面接は誰もが多少なりとも緊張するものなので、事前準備をきちんとすると良いでしょう。
面接のポイント
面接において注意する点やポイントは、Webデザイナーであっても基本的には他の職種と変わりはありません。
服装について
Web業界では、私服勤務の会社が多いので清潔感のある服装であれば、私服でもスーツでも問題ないでしょう。
センスのある服装であれば、好印象を与える可能性があるので面接当日の服装はよく考えておきたいです。「私服はちょっと・・・」という人は、ジャケットとシャツのビジネスカジュアルもおすすめです。
人柄・性格
面接ではスキル・経歴などに加えて、「人柄・性格」が最も重要視されます。Webサイトの作成は、デザイナー、エンジニア、ディレクターなどによるチームで行うので、「一緒に働いた時にどうか」という点を面接担当者は見ています。
ポートフォリオ・作品について
ポートフォリオは必須と考えて良いでしょう。デザインの実績を言葉だけで伝えるのは、非常に困難です。未経験でも架空のサイトを作成するなどして、デザインスキルをアピールしましょう。
未経験の場合
未経験でもWebデザイナーになったという人は、たくさんいます。ただし未経験と言っても実務経験が未経験なだけで、Webデザインの知識・スキルがないと転職は難しいでしょう。
また、未経験の場合は、「仕事へのやる気」、「学習意欲の高さ」をアピールして、今後の伸びしろを評価してもらうのが良いです。
面接でされる質問
面接では、さまざまな質問がされます。想定外の質問でつまずいたり、答えの整合性がとれていないといったことを避けるために、想定問答集を用意しておくことがおすすめです。
志望動機
確実に聞かれる質問です。履歴書や職務経歴書に書いた志望動機をベースに、適宜補足を入れながら説明しましょう。
また、志望動機に対して、「ほかの会社でも良いのでは?」といった質問もよくされるので、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
自己PR
自己PRでは、志望動機などと絡めながら「どのような強みを持っていて、その企業にどのように貢献できるか」を端的に述べましょう。
退職理由
これも聞かれる可能性が高い質問です。「残業が嫌だから」といった回答は好ましくありません。「このようなスキルをつけたくて、前職ではそれが難しいと思ったから」といった回答で、志望動機につなげていくと良いです。
将来のキャリア
将来どのようになりたいと考えているかは、応募先企業とのマッチングを見る上でもチェックされるポイントです。応募先企業のビジョンと自分のビジョンがどのように合致するかを説明しましょう。
スキル・経歴、達成した成果
経歴にもとづく実務能力に関する質問です。単に「デザインを担当しました」と言うのではなく、具体的な数値を交えながら「デザインを担当し、このような成果をあげました」と説明するのが良いです。
面接官からの「質問はありますか?」
面接も終わりに近づくと面接担当者から、「質問はありますか」と聞かれます。この質問は、基本的に受け身で答える面接において、自分から話の流れをつくる最大のチャンスです。
単に質問するのではなく、自分の考え・仮説をベースに「このように考えているのですが、その点はどのようにお考えですか」というように質問すると良いでしょう。