Photoshopを使った色調補正の基本「色相・彩度」の使い方

Photoshopを使った色調補正の基本の機能の1つ「色相・彩度」は、画像の色相・彩度・明度の3つの値を調整することで、画像の色調を補正する機能です。

画像を編集する上で、色合いを変更するとても重要な機能なので、しっかりと使いかたを理解しておく必要があるでしょう。

Photoshopの「色相・彩度」の使い方

Photoshopで編集したい画像を開きます。

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メニューバーのレイヤーを押して、新規調整レイヤー→色相・彩度を選択してください。直接画像に色調補正をかけたい場合は、メニューバーのイメージを押して、色調補正から色相・彩度を選択します。

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下図は色相・彩度の編集画面です。色相・彩度・明度の3つの項目と各項目に1つずつスライダーがあります。このスライダーを動かすか、右側のボックスに値を入力しながら、色相・彩度・明度を調整していきます。

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色相を調整する

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色相の項目を調整すると、画像の色相・色合いが上の画像のように変更されます。

彩度を調整する

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彩度の項目を調整すると、画像の鮮やかさが調整できます。右に行くほど鮮やかに、左に行くほど色はくすんでいきます。

明度を調整する

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明度の項目を調整すると画像の明るさを調整できます。右に行くほど明るく、左は暗くなります。

色相を統一する

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下の方にある、色相の統一にチェックを入れると、画像全体の色味が一色になります。色相のスライダーを動かすと違う色に変更できます。

部分的に色味を補正する

また、プリセットの下にあるマスターになっている項目を押すと、色の系統が選択できます。

screenshot 319

ここで表示されている色の系統にのみ色調補正を加えることができるようになります。ブルー系の色のところだけ明度をあげよう、といった編集が可能です。

まとめ

色相・彩度を使った色調補正の仕方について紹介してきました。色相・彩度だけでなく、画像全体のコントラストや明るさについて調整をしたい場合などは、以下の記事を参考にしてみると良いでしょう。

Photoshopを使った色調補正の基本「レベル補正」の使い方

Photoshopを使った色調補正の基本「明るさ・コントラスト」の使い方


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